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2021年1月度教育福祉委員会

2021年1月13日

1月13日10時から京都市会第2会議室で教育福祉委員会が開かれ、兵藤しんいち副委員長(北区)とともに出席しました。2021年最初の常任委員会です。

新型コロナ感染拡大が喫緊の課題であるなか、京都府内でも陽性が確認された方の数が連日「過去最高」を更新する状況となっており、極めて厳しい状況に直面しています。京都をはじめ、大阪や兵庫、愛知、福岡など7府県で緊急事態宣言を発出された日の常任委員会です。気を引き締めて臨みました。

最初に、子ども若者はぐくみ局に出された請願「保育・学童保育制度の充実」についての審査がありました。毎回の委員会で繰り返し議論がされていましたが、感染拡大防止徹底や保育士待遇改善および待機児童解消を望む声には大いに共感します。これまでも多くの各党議員が様々な場で質疑を展開していることからも伺えます。

しかし、請願で求められている「保育料と給食費の全額公費負担」は一足飛び過ぎて現時点では誰が見ても早急な実施は困難であり、拙速の感が拭えません。したがって、今回の請願は不採択と決しました。段階を踏まえることが大事と思います。国や府との連携も不可欠です。公明党は子どもたちのためにも、不毛な政争の具になってはならないと認識しています。

一般質問では6人が質疑。「来年度の子育て施策」「学童う歯対策」「成人式」などが議論されました。私は「緊急事態宣言下における子育て施設への支援」を取り上げました。

(1) 保育園などでコロナ陽性者が発生して一時的に休園等の措置に伴って保護者が休業する際に、雇用調整助成金、休業給付金などの案内を適切にされるよう求める。
(2) 感染リスクに直面しながらも、懸命に子どもたちのために奮闘しておられる保育士さんの負担を軽減するため、感染拡大防止・クラスター対策への支援を一層強化するべき。

他の2局では理事者報告などは無く一般質問のみとなりました。教育委員会への一般質問は「小中一貫校整備」「就学援助」「中学校給食」「少人数学級」などが議論されました。私は「緊急事態宣言下における学校の対策」を質疑しました。

(1) 緊急事態宣言が出されたが、コロナ禍の1年間で積み重ねた経験値を重視し、各現場で試行錯誤した様々な対策を検証して、実状に合った施策に取組み、保護者に安心感を提供していくべき。
(2) 寒い時期でもあり、受験シーズンである。教育現場での感染拡大防止策やクラスター対策を一層強化するべき。部活動については前回は一切休止だったが、今回は児童・生徒の自覚を促し、知恵と工夫で乗り切ってほしい。
(3) GIGAスクール下での遠隔学習を実施する方向性だが、その潮流を加速化していく時期ととらえ、現場をサポートしてほしい。ただし、極端な二分化ではなく、教室の授業とリモート(ICT活用)の組み合わせが大事ではないか。
(4) 入学試験の時期で大変な受験生へのきめ細かな配慮が重要である。不安を払拭するためにも大学側と協議した結果を迅速に公表するべき。高校受験では人生で最初の「試練」といって過言でないので、中3生への視点も重要。

保健福祉局への一般質問では、「緊急事態宣言下の感染防止対策」「医療支援」「保健所支援」「介護問題」「敬老乗車証」などが質疑されました。兵藤副委員長は「介護施設の濃厚接触者への対応」という切実な課題を論じ、きめ細かな施策推進を求めました。

委員会は、前回や前々回よりも早く終わりましたが、2月市会に向け、3年度予算編成や財政再建、持続可能な税の在り方検討、経済活動の再起動など、喫緊の課題が山積みで、明日からのスケジュールも埋まっています。その中での緊急事態宣言。きわめて緊迫した状況です。今が正念場ととらえ、全力で頑張ってまいります!!

 

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