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2018年11月市会レポート

2018年12月7日

11月22日から開会した11月市会集中審議は、12月7日の本会議で幕を閉じました。台風21号等の災害復旧支援(道路や河川、公共施設、文化財など)の補正予算と宝が池公園運動施設使用料改定の条例および指定管理者の指名などの議案が可決成立しました。

初日は、開会本会議に先立って、公明党京都市会議員団11名が門川市長に平成31年度予算編成への要望書を提出しました。市長から「市政の参考とさせて頂きます」との頼もしい言葉が返ってきました。侃々諤々の議論を重ねて取りまとめた政策提案です。これらを基調として今後の議会で論戦を展開していくものです。気が引き締まりました。(写真右)

29日の本会議代表質問は、自民・共産・公明・国民の4会派8名が、「防災」「宿泊税」「環境」などが論じましたが、わが公明党からは、ひおき文章議員(北区)と大道良知議員(南区)が登壇しました。

ひおき議員は、下記の5点を議論。(写真左)
・「京都市自治基本条例」の制定について
・「避難行動要支援者名簿」に基づく「個別避難計画」の策定と運用について
・「京都市災害廃棄物処理計画」の市民目線での見直しについて
・「国際博物館会議 京都大会 ICOM KYOTO2019」への取組について
・消費税率引き上げに向けた本市の小規模事業者・中小企業支援対策について

大道議員は、4つの政策課題を論じました。
・ 幼児教育の無償化について
・ 小学校入学以降の発達障がい等の児童生徒に対する支援について
・ 発達障がい及び不登校の生徒に対する高校教育支援について
・ 新たな市政広報戦略について

いずれも説得力に満ちた質疑で、門川市長から具体的かつ前向きな答弁がありました。さすがです。目標となる両先輩議員は永遠の誇りです。特に、ひおき議員は今期での勇退を発表されており、万感胸に迫る思いで拝聴していました。

29日に行われた予算委員会は、台風21号からの復旧事業や職員給与改定などを補正するもので、一般会計総額で34億3200万円にのぼります。3つの分科会で真摯に議論が展開されました。

私が所属する第3分科会では、産業観光局から提案された中央卸売市場特別会計補正予算(第二市場の土壌からヒ素が検出されたための土壌汚染への対策)として、本年度において9200万を追加補正される内容。交通局と上下水道局の両公営企業の特別会計では、人事院勧告をうけた職員の給与改定による人件費の増額補正が提案され、議論を重ねました。

12月3日の産業交通委員会では、付託された議案(交通局の指定管理指名など)への質疑のほか、地域企業振興をはかる条例案のパブリックコメント実施の報告に対する質疑も行われ、私は公明党を代表して登壇しました。

産業観光局に対しては、「中小企業振興のため条例制定に賛同するが、京都経済活性化のため地域に根差す企業の知恵と可能性を引き出してコーディネートする役割を担う行政の責任は大きい」と指摘したうえで、「デジタル化・ペーパーレスの時代に即応して、民間企業が行政と進める事業の中で直面する“煩雑な事務作業”を軽減するべきではないか」と提案しました。

交通局の所管する駐輪場の指定管理者が指定された議案については、民間活力の積極的活用と弱者に寄り添う事業展開のあり方の2つの視点をしっかりと整理して、有効な前進を図るよう求めました。

集中審議の終盤は、各会派が議案への態度を協議。その結果、補正予算案に対しては、災害復旧には全会派が必要だとの認識で一致しましたが、職員等の給与引き上げについては意見が分かれ、「賛成多数での可決」との結論となりました。人事院勧告を軽視する“ダンピング”一辺倒では前進は図れないと思うのですがね~。

一方、国に送る意見書については各会派の代表が断続的に調整を重ね、公明党が提案した4本が採択されました。「認知症施策の推進を求める意見書」「無戸籍問題の解消を求める意見書」「義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書」「Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書」です。

もう1つ、市会決議として維新から「2025年大阪・関西万博に向けたオール京都の取組を求める決議」が提案されましたが、各会派からは「時期尚早ではないか」との理由で賛同が得られず不採択となりました。

議案の審議結果についての詳細は、京都市会HPの「平成30年定例会(11月市会)議案・審議結果」に掲載されています。関心ある方は、コチラをクリックしてご覧ください。

短期決戦の11月市会集中審議は幕を閉じましたが、濃密な議論が交わされた手応えを感じました。ひおき・大道の両ベテラン議員の代表質問をはじめ、公明党が展開した真摯な議論が大きな存在感を放っていたと確信します。

来年4月には、統一地方選があります。緊迫感が増していく中、すべての局面で全力投球を言い聞かせる日々です。多くの方から「吉田さんのパワーに励まされます」「公明党が頑張らな日本はダメになってしまう」など励ましの声を頂戴しています。感激です。誠心誠意、真剣の二字で頑張ってまいります!!

 

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