京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2026年2月市会レポート

2026年3月24日

2月16日に始まった京都市会2月市会は、令和8年度予算案などの重要議案を審査し、3月24日に各議案の採決が行われました。最終日には新年度の常任委員会も確定し、新たなスタートを切りました。

17日の予算委員会では3つの分科会に分かれ、物価高対策や経済活性化などに関する補正予算案を審査。私の所属する第3分科会では、賃上げ環境整備支援や中小企業支援、止水板設置などが議論され、26日の本会議で可決成立しました。

会期中の19日には、議員団として取りまとめた政策提言『京都ならではのアップサイクル政策に関する調査研究~アップサイクルで創造する心豊かなライフスタイル』を提出し、活発に意見交換。市長から「市政の方向と軌を一にする提言。ぜひ参考にさせて頂きたい」と前向きな声が寄せられました。(写真左)

詳細は、公明党京都市会議員団公式HPの「政策紹介」をご参照ください。PDFを閲覧される場合はこちらをクリックしてDLしてください。

本会議代表質疑は、2月25,26日に行われ、公明党は26日午後から、湯浅光彦議員(右京区)、西山信昌(下京区)および増成竜治議員(伏見区)の3名が質問に立ち、建設的な政策提言を重ねました。(写真右)

湯浅議員は、「中小企業の下支えと成長支援」「京都ならではの交通ネットワーク」「持続可能な公共交通」「独居高齢者への支援」「介護予防・日常生活支援総合事業」について質疑。松井市長から真摯な答弁がありました。

湯浅議員の質疑は、こちらをクリックしてお読みください。

西山議員は「平和事業の推進」「京の食文化の発展」「持続可能な消防団活動」「障がい者の防災訓練」「学校における献血啓発の推進」を取り上げ、重要な質疑に大きな拍手が寄せられました。

西山議員の質疑は、こちらをクリックしてお読みください。

増成議員は「平和構築のための音楽」「芸術鑑賞のバリアフリー」「情報リテラシーの底上げ」「子ども・若者のさらなる意見反映」「アップサイクル政策」を論じた後、向島元二の丸小学校跡地活用と遠距離等通学費補助制度の拡充について言及しました。新年度から伏見区桃山地域から電車通学される中学生も運賃の半額が助成されます。良かったです!

代表質疑で紹介してくれた増成議員に感謝です。この質疑原稿は、こちらをクリックしてお読みください。

3月2日から3つの分科会に分かれた予算特別委員会局別質疑の後、12,13日に市長副市長への総括質疑。公明党議員団からは、12日に青野仁志団長(中京区)中村まり議員(南区)兵藤しんいち議員(北区)が登壇。13日は、かわしま優子政調会長(伏見区)松田けい子議員(山科区)平山よしかず代表幹事(西京区)が京都基本構想や新京都戦略、経済活性化、市民優先価格、民泊問題や自動運転などについて、活発な質疑を展開しました。

週明けからの議員会で、市民の皆様からお預かりした大切な税金の使い道である予算の事業を協議しましたが、公明党は慎重に審議した結果、一般会計や公営企業会計など全ての予算に賛成すると決し、24日の最終本会議で、かわしま優子政調会長が賛成討論に立ちました。

予算への討論は極めて重要ですので、こちらをクリックしてお読みください。

予算については、共産から組み替え動議が提出されたほか、維新・京都・国民市議団(維京国)から付帯決議が提案されましたが、賛同を得られず否決されました。また、共産は地球温暖化対策条例の修正案を提起しましたが、現実にそぐわないため公明党ほかの会派が反対。最終的に、原案には共産を含め全会派が賛成しました。

議員提案の議案として、国に送る意見書は「原油価格高騰の対策強化を求める意見書」「配置基準をはじめ保育士等のさらなる待遇改善と保育人材確保に向けた意見書」が全会一致で採択され、共産提案の「医療用医薬品の患者負担の増大と高額医療費の負担上限額引上げの撤回を求める意見書」は不採択となりました。

今市会における最終盤のエポックとして、公明党が提案した2本の議案が大きな焦点となりました。

1つめとしては、国政において重大な争点となっている「衆議院定数」について真摯な議論を重ねるよう求めた意見書を提案したところ、維京国が反対しましたが、自民は態度を保留し、採決時に退席するとの意思を明らかにしたことで、驚くべきことに意見書が成立し、国に送られることとなりました。

2つめは市会決議です。3月1日に勃発した米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃については、4年前の「ロシアによるウクライナ軍事侵攻に抗議する決議」を全会一致で採択したことを踏襲し、今市会において軍事行動の即時停止と平和的解決をすべての当事国に求める決議を提案し、全会一致で採択されたのです。

共産が意見書として、政府に「イランへの軍事攻撃の即時停止と中東地域における紛争の平和的解決を求める」ことを提案しましたが、米国とイスラエルのみに限定している内容のため不採択となりました。公明党の市会決議が全会一致となった意義は極めて大きく、摂津市と日野市に次いで3番目、政令市では初となる出来事なのです。

意見書と決議は、京都市会公式HPにアップしていますので、こちらをクリックしてお読みください。

新年度の常任委員会の改選があり、私は文教はぐくみ委員会に所属することとなりました。誰1人取り残さない持続可能な社会保障や少子化対策、子育て支援、教育や文化芸術振興の発展のため、研鑽を深めてまいります。

予算市会は終わりましたが、休む間もなく京都府知事選挙の怒涛の日々が続きます。4月特別市会や5月定例市会もアッという間に始まりますので、緊張感を忘れず、市民の生活実感に裏付けられた政策を進めるため、コツコツと地域を歩き、共感の輪を拡大していこうと思います。頑張ります!

 

お市会だよりアーカイブ

12月

京都市会11月定例市会は11月25日から12月11日(17日間)の審議期間で開催され、11日の最終本会議で「京都基本構想」や補正予算案などの重要議案が可決成立しました。> 続きを読む

10月

9月19日に始まった京都市会9月市会は、令和6年度決算や補正予算案などの重要議案を審査し、10月30日に各議案の採決が行われました。42日間の長丁場でしたが、市長提出の65議案が可決成立し、議員間で協議する意見書は6本中4本が採択されました。> 続きを読む

9月

9月19日に京都市会本会議が開かれ、補正予算案や令和6年度決算などを審議する9月市会(通称・決算市会)がスタートしました。10月30日までの長丁場ですが、市民の皆様からお預かりした大切な税金の使い道を徹底して議論する大事な議会です。> 続きを読む

6月

6月6日の京都市会本会議で、新型コロナウイルスワクチン接種などにかかわる補正予算案などの重要議案が可決成立しました。今5月市会は、27日の正副議長選挙で第87代下村あきら議長(自民党)の誕生とともに、私が第97代副議長に就任。> 続きを読む

5月

5月23日に召集された京都市会5月市会では、補正予算案など重要議案が提出された後、週明けの26日の理事会と議運で、正副議長の辞任に伴う選挙が決定しました。> 続きを読む