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2020年6月度教育福祉委員会-2

2020年6月24日

6月24日10時から京都市会第2会議室で教育福祉委員会が開かれ、兵藤しんいち副委員長(北区)とともに出席しました。暑さを吹き飛ばす真摯な質疑が展開されたと思います。

子ども若者はぐくみ局への質疑では、放課後ディサービス事業者への行政処分の報告について、4人の委員から責任の所在を明確にするとともに利用者の不安を考慮するべきとの指摘がありました。

一般質問では、「保育の現場への指針」「子ども医療費」「コロナ禍の若者支援」「引きこもり支援」などが取り上げられました。

他の2局は一般質問のみで、保健福祉局に対しては「生活保護」「医療機関支援」「聴覚障がい者支援」「コロナ感染症対策」などが論じられる中、兵藤副委員長は「動物愛護」について質疑し、地域の生の声を届けました。

教育委員会に対しては「教員の負担軽減」「学校再開後の子どもたちへの配慮「ブロック塀対策」「ICT活用の教員研修」などが取り上げられ、私も手を挙げ以下の3点について質疑しました。

(1) 「参加型事業や体験型授業の在り方」をお聞きしたい。コロナ禍によって当初予算で計上された関連事業の実施が危惧されている。山の家や海の家など宿泊型自然体験授業なども中止とのこと。生涯学習フォーラムや女性研修など参加型事業についても、緊急事態であるので柔軟な対応はやむを得ない。子どもたちへの丁寧な説明が必要である。スケジュールが詰め込み型にならないようするべき。
(2) 「緊急時の避難所となる学校体育館」について、以前から継続して論じている。地震や水害の際に避難所となる学校体育館の感染予防対策や備蓄の充実を求めたい。暑い季節なので熱中症対策も重要ではないか。
(3) 「学校現場におけるLGBT支援」について。性的少数者(LGBT)への視点が注目される中、学校での当事者への支援は進んでいるのか。制服の不一致への配慮(スカートを避けるなど)や書類の性別欄など、改善を徹底していただきたい。

特に、学校体育館では、他府県でエアコン設置が前進しており、国会でも山口代表の質問に安倍総理が前向きな答弁もしているので、期待大です。エアコンの早期導入は無理でも「スポットクーラー」が効果を出している事例もあるので、ぜひ検討してもらいたいと思います。また、地域行事で多くの人が使用する体育館トイレの洋式化は喫緊の課題ではないかと指摘しました。

いずれも建設的な提言を心がけ、前向きな答弁を引き出しましたので、具体的な施策展開を見守っていきたいと思います。特に新型コロナの影響で実施が困難になっている体験型学習授業や市民参加型講座などの事業については、シビアな見直しが必要であると論じました。

コロナ禍で困窮する市民や事業者への支援が喫緊の課題です。厳しい財政をやりくりする中で「不要不急」の政策を削減せよとの声も澎湃とあがっています。1つ1つを精査していくべきなのは当然です。しかしながら、大胆に切り捨てることによる「弊害」も留意する必要があります。来年度に回すという柔軟な対応と同時に、子どもたちへの丁寧な説明を求めました。今年度に実施するにしても、無理な詰め込みにならないスケジュール管理は重要ですよね。

来週から議案勉強会の日程が入っています。国の補正予算を受けて市として第4次の補正予算が提案される見通しです。長期ビジョンと緊急支援のいずれにも目を配って切り込んでいく姿勢が必要となってきます。だからこそ、どこまでも市民の目線を大事に、生活実感に裏付けられた議論を展開することが大事と確信しています。

単なる評論家のような無責任な「言いっぱなし」ではなく、現場の知恵に裏付けられた提言ができるかという点だと実感します。コロナ禍との戦いはこれからが正念場。実りある前進を勝ち取るために頑張ってまいります!

 

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