2026年5月市会レポート
京都市会5月定例市会は5月18日から6月1日まで開催され、補正予算案や条例案などの重要議案が可決成立しました。

18日の開会本会議では、松井市長らから補正予算などの提案説明がありました。午後からは京都市会海外行政調査報告会を開催。1月に「再生可能エネルギーや省エネルギー等による持続可能な脱炭素社会の実現~2050年CO2排出量正味ゼロにむけて~」をテーマとして、ウイーン市を訪れた海外行政調査について、9名の議員から報告があり、冒頭に団長を務めた私から総括的に挨拶をしました。(写真左)
海外行政調査報告については、京都市会公式HPに詳細を記載しています。帰国後すぐに「緊急提言」を市長に提出し、5月に「最終提言」をとりまとめました。本会議場での報告会の録画も視聴できます。ご関心ある方はコチラをクリックしてお読みください。
21日は本会議代表質問で各会派の代表10名が登壇。公明党からは平山よしかず議員(西京区)と松田けい子議員(山科区)が、市民の生活実感に裏付けられた質疑を展開しました。(写真右)
平山議員は、「単身高齢者支援」「読書運動の推進」「視覚障がい者支援」「周辺地域の観光振興」について質疑。前向きな答弁を引き出しました。
平山議員の質問は、コチラをクリックしてお読みください。
松田議員は、「身寄りのない高齢者への支援」「がん対策充実」「視覚障がい者支援」を論じました。丁寧な質疑はさすがです。
松田議員の質問は、コチラをクリックしてお読みください。
22日の予算委員会は、3つの分科会に分かれて行われました。補正予算は、子ども医療費支給制度の拡充に向けたシステム改修、銭湯の魅力発信、感染症対策の拠点となる「京都版CDC」創設、リチウムイオン電池の回収拠点拡充など計2億8,500万円の規模です。私の所属する第3分科会では、産業観光局に「伝統産業海外市場開拓」について、9名の委員から熱心な質疑が展開されました。
25,26日は、各常任員会で付託された条例案等が議論され、27,28日の各会派の議員会で補正予算案を含めた議案が慎重に審議された結果、29日の討論結了で結論が出され、6月1日の本会議ですべての議案が可決成立しました。
補正予算については、維新京都国民議員団(維京国)から、銭湯とリチウム電池啓発の事業を予算から削る内容の改正案が突如提出されましたが、他会派や無所属議員からの賛同が得られず否決となり、維京国は原案に賛成しました。
予算委員長が維京国の補正予算案への態度(修正案が否決された後に原案に賛成)への違和感をSNSで呟いたことに対して維京国会派が反発し、最終本会議当日の朝になって急きょ理事懇談会が開かれ、「予算委員長解任決議」を動議する旨の申入れがあったため、本会議の開始が大幅に遅れました。
各会派の事実誤認や緊急性の認識の相違によって、本会議の開始が1時間以上遅延した事態は極めて異例であり、本会議の冒頭で下村議長が遺憾の意を表明しました。私個人の印象としては、それぞれの会派が感情的にならずに、良い意味で「大人の対応」で紳士的な本会議が執行されたことに感銘を受けました。このことを率直に申し上げたいと思います。
さて、国に送る意見書では、「全てのケアラーに対する包括的な支援と法的枠組みの整備を求める意見書」「中東情勢の悪化に伴う原油価格高騰対策を求める意見書」の2本が全会一致で採択されました。一方で、維京国提案の「住宅ローン減税の拡充等を求める意見書」には自民が反対、公明党提案の「住まいの安定と居住支援の抜本的強化を求める意見書」には維京国が反対するなど複雑な様相を呈しましたが、いずれも賛成多数で採択されました。
また、「中東情勢に伴う原油価格·物価高騰等に対する国等と連携した対策を求める決議」も採択。緊迫する中東情勢への切実な問題意識を共有するなかで、議員間での合意形成が進んだものと受け止められると思います。(共産から同内容の決議案が出されましたが不採択でした)
意見書と決議は、京都市会公式HPにアップしていますので、コチラをクリックしてお読みください。

本会議終了後、下村議長と共に記者会見に臨みました。最終本会議遅延の経緯や議会改革の評価、大学や高校との連携、海外行政調査など多岐にわたる案件について質問があり、丁寧かつ真摯にお答えしました。これからも説明責任を果たしてまいります。(写真左)
なお、会期中の5月27日、下村議長の名代として、第102回全国市議会議長会定期総会に出席させて頂き、政令都市議会として壇上に座りました。高市首相や衆参議長他の来賓の挨拶の後、永年議員への表彰式、各委員会の報告や地方議会の権能強化を求める決議など、地方自治の一大イベントに立ち会うことになりました。(写真右)
5月市会を終え、副議長公務として、慌ただしく海外出張に臨みます。チェコ共和国プラハ市との姉妹都市30周年を記念する派遣団(団長:松井孝治市長)の一員として参加することとなったのです。文化学術交流を深める両都市の“絆”をいっそう深めるため、真摯に誠実に、自治体外交に臨んでまいります。
2月16日に始まった京都市会2月市会は、令和8年度予算案などの重要議案を審査し、3月24日に各議案の採決が行われました。最終日には新年度の常任委員会も確定し、新たなスタートを切りました。> 続きを読む
京都市会11月定例市会は11月25日から12月11日(17日間)の審議期間で開催され、11日の最終本会議で「京都基本構想」や補正予算案などの重要議案が可決成立しました。> 続きを読む
9月19日に始まった京都市会9月市会は、令和6年度決算や補正予算案などの重要議案を審査し、10月30日に各議案の採決が行われました。42日間の長丁場でしたが、市長提出の65議案が可決成立し、議員間で協議する意見書は6本中4本が採択されました。> 続きを読む
9月19日に京都市会本会議が開かれ、補正予算案や令和6年度決算などを審議する9月市会(通称・決算市会)がスタートしました。10月30日までの長丁場ですが、市民の皆様からお預かりした大切な税金の使い道を徹底して議論する大事な議会です。> 続きを読む
6月6日の京都市会本会議で、新型コロナウイルスワクチン接種などにかかわる補正予算案などの重要議案が可決成立しました。今5月市会は、27日の正副議長選挙で第87代下村あきら議長(自民党)の誕生とともに、私が第97代副議長に就任。> 続きを読む




