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2020年1月度文化環境委員会

2020年1月14日

1月14日10時から京都市会第1会議室で文化環境委員会が開かれ、湯浅光彦委員長(右京区)のもと活発な議論が展開されました。

令和2年最初の常任委員会。清新な息吹の中にも緊張感ある質疑が行われました。午前中は環境政策局から「土砂による埋め立て等の規制に関する条例(土砂条例)」の骨子案に対するパブリックコメント(市民意見募集)の報告があり、1ヶ月で115件の声が寄せられたとのこと。

これに対しては、自民2名、共産と公明が各1名の委員から、生活環境保全と災害防止のためにも条例の厳格な適用が重要との認識で、厳しい施策の執行を求める発言が出されました。私は公明党を代表して以下の通り質疑しました。

(1) 11月から1ヶ月間のパブコメに寄せられた市民の声を重く受け止めるべき。
(2) 右京区京北地域は国法での範囲から外れているが条例の規制に入れて対応するべき。
(3) 伏見区大岩山の土砂崩れ問題の解決や再発防止に条例が効力を発揮するように。
(4) 実効性(早期摘発・抑止効果)が重要。定期的パトロールを怠らないように。
(5) 展開検査では汚染が見抜けないとの声にこたえるため対応を促進するべき。

環境政策局と都市計画局の理事者から前向きな答弁がありました。また、一般質問では「地球温暖化対策」について質疑がありました。

午後からの文化市民局では、「西京区役所整備基本計画」と「ワールドマスターズゲームズ開催準備の進捗状況」の2件の報告があり、私はいずれも手を挙げて質問に立ちました。

(1) 「西京区役所整備計画」では、ユニバーサルデザイン(多目的トイレ、オストメイト等)、おくやみ窓口など、本委員会で取り上げた政策課題を進めてもらいたい。
(2) 自転車で来庁される方への配慮として、自転車走行帯整備などが大事。工事期間中に利用する市民の安全対策や利便性確保を重視すべき。京アニ事件を受け、防火防犯への最善の対策を進めてもらいたい。
(3) 「ワールドマスターズゲームズ」では、観光混雑対策やマナー向上を進める施策の総決算との思いで取り組むべき。多言語対応や食事充実、周遊への促進などを重視するべきである。
(4) 手ぶら観光を重点的に推進して、これを機に世界に「手ぶらOK」を発信する大きな転換期にしてもらいたい。

いずれも、自民党・共産党・公明党の委員が質問に立ちましたが、京都党と維新の会、無所属の委員はまったく発言をされませんでした。既成の政治勢力と一線を画す“第三極”を担うと期待されている、これらの若手にはもっと積極的になっていただきたいと願います。公式な場で議論をリードして初めて、「京都市政に風穴を開けてほしい」と願う方の期待に応えられるのではないでしょうか。

最後の一般質問では、私だけが挙手しました。いつも何人も質疑する共産党が、なぜか今回の一般質問は沈黙されています。早く帰りたい用事があるのかなぁ・・・?

私が取り上げたのは「犯罪や交通事故の被害者や遺族に対する支援」です。以前ある事件の被害者2人に対する支援が、住んでいる自治体が違ったために具体的な中味に格差があったとの報道がありました。京都市は平成23年に他都市に先駆けて犯罪被害者支援条例を制定しており、ワンストップ窓口や生活支援などの先進的施策があるのですが、今後の時代の変化に対応する姿勢も重要です。

中でも注目するべきなのが「二次被害防止」です。昨年に横浜市と名古屋市で制定された条例でも、この観点が重視されています。京都市では昨年7月に京都アニメーション放火殺人事件が発生し、被害者や遺族、近隣住民への二次被害(メディアスクラムやネット等での中傷、野次馬の訪問など)が大きな問題となったことは記憶に新しいところです。

本市の施策でも「二次被害への配慮」を重視するよう求めるとともに、被害者支援団体が求めている「①犯罪被害者等の再被害を防止するための一時保護や施設入所」「②医療相談の紹介や診料負担の軽減」「③犯罪被害者等の行う損害賠償請求の訴訟などへの支援」の3つも紹介しました。

これらの点は、今回の委員会で初めて提案したものなので、すぐに何かの具体策が決定することは無いのですが、今後の重要な課題として検討してもらいたいと訴えました。今後も粘り強く議論を重ねていこうと思います。

いよいよ冬本番、寒さも厳しくなり、体調管理が大事になってきます。気を引き締めて頑張ってまいります。よしだッシュ!!

 

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