京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2019年7月度文化環境委員会

2019年7月9日

7月9日10時から市会第2会議室で文化環境委員会が開かれ、湯浅光彦委員長(右京区)のもと活発な議論が展開されました。

環境政策局から「南部クリーンセンター第二工場建て替え」事業の進捗について報告があり、2名の委員から安全対策や再資源化、学習施設の内容充実についての質疑がありました。8月に現地調査するとのこと。現場主義での議論の深まりが大事と実感します。

一般質問は、自民共産2名の委員から「北陸新幹線」について議論があり、経済発展や文化保全の観点で、賛成反対の立場が真正面から異論を戦わせていました。環境保全や住民への配慮を大前提とすることは共通していました。京都の未来にとって重要な課題ですので、国や市の方向性を見守っていこうと思います。

私は「防鳥用ネット」を取り上げ、下記の議論を進めました。

(1) 家庭ごみ収集所でカラスからの被害を軽減するため提供されている「防鳥用ネット」は、住民サービスの観点から身近で重要な事業である。現在の実態と今後の課題は何か。(→被害は減少しているとの答弁)
(2) 修繕は住民負担という規定であるが実状と会わないのではないか。老朽した場合の取り換えなども実施するべきではないか。(→実情に合う丁寧な対応と広報周知に努めるとの答弁)
(3) ケージ型の防鳥キットを自己負担で導入している町内がある。これへの助成あるいは貸し出し制度創設を検討するべきではないか。(→予算が5倍~10倍試算なので早期は困難であるが進化という観点から重要であり検討したいとの答弁)

文化市民局に対しては3名の委員から一般質問があり、「客引き禁止条例」「二条城キャッシュレス決済や安全対策」が取り上げられました。

私は「LGBT」を議論。7月3日の党首討論で山口代表がこの問題に否定的な態度をとったと批判されていますが、きわめてデリケートで奥深いテーマを「イエスかノーか」で挙手させるという聞き方は不見識であると指摘したうえで、公明党はマニフェストにきめ細かく明記し、性的指向と性自認に関する理解促進法の制定に尽力していることを紹介しました。

そして、文化市民局に対しては、京都市の施策について現状を質すとともに今後の課題を問題提起しました。

(1) 分断社会ではなく多様性を重視し少数者を排除しない共生社会へ志向する中、人権尊重の観点からLGBT等の性的少数者への取り組みは重要。京都市の現時点の進捗状況はどうか。(→啓発講座実施、職員研修、多機能トイレ等を拡充しているとの答弁)
(2) 4月に平成30年度の全庁的取り組みが広報発表されたが、性別記載欄の見直しの実態として478件中159件ができていない。その理由は何か。(→統計やスポーツ大会などが多い。国の規定の影響もある。今後の課題と認識しているとの答弁)
(3) 今後の問題点として下記の点を問題提起したい。
学校において、制服で規定されているスカートをはきたくないと生徒が申告した場合、あるいはその逆の場合、校則違反で処罰するのか。(→柔軟に対応するとの答弁)
市職員のLGBTカミングアウトがあった場合や新規や中途採用などで応募された方への対応はどうか。(→排除ではなく受容し尊重する職場風土を構築するとの答弁)
同性カップルに対する公営住宅の入居要件の緩和、災害時の避難施設利用やDVシェルター利用についての配慮も大きな課題ではないか。(→しっかり具体的に検討するとの答弁)

京都が他都市や民間の模範となるよう、積極的に取り組んでいくことが大事です。前向きな答弁を引き出すことができて良かったです。これからが本格的なスタートと自覚し頑張っていこうと思います。

さて、7月21日の参院選投開票日を間近に控え、何かと慌ただしい日々ですが、議会活動をおろそかにできません。真剣の二字で政策提言を重ねていこうと、改めて決意しています。次回は選挙直後の23日に開催される予定です。やりまっせぇ~っ! !(^^)!

 

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