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12月度教育福祉委員会

2017年12月20日

12月20日10時から市会第2会議室で教育福祉委員会が開かれ、西山信昌副委員長(下京区)とともに参加。2017年最後の常任委員会。いつも以上に気合を入れ、準備を重ねて質疑しました。

まず、子ども若者はぐくみ局から「祟仁保育所民間移管」について報告があり、3名の委員が質疑に立ちました。地元下京の西山副委員長は、民間移管への体制を現場の実状を踏まえて整備するとともに、園舎を移設することはデリケートであるので、子どもたちのためにも、地域との融合のためにもロードマップを丁寧に進めるべきと訴えました。

次に、「子どもの医療費無償制度創設」を求める請願が審査されましたが、国の予算が拡充しなければ如何ともしがたい内容であり、府とも協議する必要があります。京都府議会で公明党小鍛治議員(南区)の質疑で中学校までの助成延長が実現したばかりでもあり、国や府との粘り強い協議を求めることの方が現実的ですので、この請願は留保となりました。

一般質問は、5名が手を上げ、「児童福祉センター等の施設一体化問題」「新生児ケア」「保育士キャリアアップ」が取り上げられましたが、私は「放課後対策事業」を論じました。放課後の子どもの居場所づくりについては、市教委が進める「放課後学び教室」とこれまで保健福祉局が担当した「学童クラブ事業」を、新設された子ども若者はぐくみ局が一元化することになり、これに着目したのです。

(1) 12/19に放課後対策事業検討会議が開催された。連携が大事などの議論があったとのことだが、現場の実状を把握して、子どもたちのための運営をお願いしたい。
(2) 教員の働き方改革の潮流もある。児童館職員の待遇改善問題もある。総合的な視点で進めていくべきである。
(3) 夏休み等の長期休暇時はどうなるのか、などの諸課題についてもきめ細かく対応していただきたい。

午後からは教育委員会。「京都市学校施設マネジメント行動計画」については2名の委員が質疑し、私は「激甚災害時に避難所となる体育館が後回しになっていると地元が誤解してしまわないようにすべき」と指摘し、「統廃合等で他の公共施設になった施設(芸術センターやマンガミュージアムなど)や空き校舎のままの施設への視点」を重視するよう求めました。

「京北地域の小中一貫教育に関する説明会」については、右京区議員からバス通学や地域団体の校舎使用などの質疑がありました。一般質問では「LGBT教育」「体操着リサイクル」が議論されました。

最後の保健福祉局からは3件の報告があり、1つめの「健康長寿のまち京都推進プランへの市民意見募集」については、4名の委員から質疑。私も手を上げ、下記の点を求めました。

(1) 市民意見募集のあり方を再考すべき。健康づくりの推進に協力する団体に募るなどのアプローチが必要。意見を書き込むのみの形式だが漠然すぎるのではないか。具体的な事業への個別意見を求める形式もありと考える。
(2) キーワードに「京都ならではの強みを生かす」「京都らしいライフスタイル」という表現が出てくるが、抽象的なままでは先細りになるので、情報提供にとどまらず市民からの意見やアイデアを積極的に募るなど市民参画を一層推進するべきである。
(3) 働き世代・子育て世代へのアピールが運動の拡大にとって重要。アプリやSNS活用については、若手職員の柔軟な発想を重視してはどうか。

前向きな答弁がありました。期待して見守っていこうと思います。2つめの「口腔保健推進計画への市民意見募集」については3名の委員が質疑。これは、11月市会本会議代表質問で公明党議員団を代表して青野議員(中京区)が取り上げた「オーラルフレイル(口の中の衰え)対策」が本格的にスタートするものです。西山副委員長は「8020運動を重視した普及啓発の重要性」を議論しました。3つめの「ホームレス支援施設」については共産党委員から民営化への反対意見がありました。 

路地奥に建設される民泊の許可に関する陳情について議論された後、一般質問では5名の委員から「国民健康保険」「民泊」などの質疑がありました。西山副委員長が、「予防接種」を取り上げ、「子どもが予防接種を受けた後に白血病の治療で骨髄移植を受けた場合は再接種しなければならないが、公費負担の対象外になる。保険適用外なので自己負担の額が大きい。制度の見直しが必要ではないか」と訴えたところ、「現時点では対象外であるが、他都市の動向も注視し、実現への諸課題を分析し、前向きに検討したい」との答弁がありました。大事な議論ですので、継続して取り組んでいこうと思います。

濃密な議論が展開され、夜7時前に終了しました。充実感でいっぱいです。これからの子育て支援、教育の充実、きめ細かな福祉施策のため、研鑽を重ねて頑張っていこうと改めて決意できました。

いよいよあと10数日で2018年を迎えます。勝負の年ととらえ、全力疾走でダッシュする決意です。頑張ります! (^O^)/

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