2025年2月市会がスタート
2月17日に京都市会本会議が開かれ、補正予算案や新年度予算案などを審議する2月市会(通称・予算市会)がスタートしました。3月25日までの長丁場ですが、市民の皆様からお預かりした貴重な税金の使い道を徹底して議論する大事な議会です。
18日に補正予算を3つの分科会に分かれて審議。私は第3分科会で、産業観光局に「デジタル化・DX推進プロジェクト」「商店街エネルギー環境整備」について質問に立ちました。(写真左)
● | 「デジタル化・DX推進プロジェクト」の補正予算については、ここ数年の中小企業デジタル化支援の具体的な事例と課題を検証し、単なるシステム導入で終わらず、具体的発展に寄与する「展開」がキーワードとなる。前例主義や横並び主義を克服する新たなイノベーションを産み出して頂きたい。 |
● | 人材育成が極めて大きな意義を持つ。研修会に出席するだけでなく、企業間交流など実質的な効果が出る仕組みを工夫する必要がある。 |
● | 「商店街エネルギー環境整備」については、一過性に終わらない継続性が大事。商店街が事業に踏み込めるような伴走型の支援が必要。ランニングコストなど懸案事項を想定した、柔軟かつ丁寧な支援を進めて頂きたい。 |
20日は産業交通水道委員会で、交通局と上下水道局からの重要案件の報告があり、公明党を代表して質疑を行ないました。
● | 「市バスダイヤ改正について」は、らくなん進都など市南部地域などで、企業立地が促進され人口動態が変化する可能性もあるので、将来の発展状況を見定めた柔軟な計画を求めたい。 |
● | 民間バスとの連携が重視されている。利便向上の課題意識のもとで、京阪バスと桃山地域の経路変更やダイヤ編成等の協議もお願いしたい。 |
● | 「市バス運転士採用試験」については、担い手不足解消のための臨時採用試験において、大型免許取得者にも間口を広げたのは、安定感のためにも良いこと。コンプライアンス等の教育や待遇改善も不可欠と考える。 |
● | 上下水道施設マネジメント」については、京都市独自の腐食予測式が実用的に改善され、腐食しやすい布設環境を見極める最新技術を確立する必要がある。 |
補正予算案は各会派で慎重に審議された後、25日の予算員会で討論結了となり、共産党から提出された修正案については現実に合わないため全会派から反対されましたが、原案は全会一致で可決されました。(27日の本会議で正式に採決される予定です)
補正予算については、公明党から「国民健康保険料引き上げ」について、市民の経済負担を軽減するために特別に“付帯決議”を提案し、共産党以外の賛成多数で採択されました。
付帯決議は、こちらをクリックしてください。
「議会の華」と言われる本会議代表質疑は、2月26,27日に行われる予定ですが、公明党からは27日午後から、湯浅光彦議員(右京区)、かわしま優子議員(伏見区)および松田けい子議員(山科区)の3名が質問に立つ予定です。当日はKBS京都テレビで生中継されるほか、京都市会公式HPでインターネット中継されますので、ご関心ある方は是非ご視聴ください。
さて、2月21日には公明党京都市会議員団11名が、松井市長に今年度の議員団政策提言『人と人を結ぶ新しい協働プラットフォームのあり方に関する調査研究』を提出し、活発な意見交換を行ないました。(写真右)
市民参加を促進し、市民と行政が協働して未来を拓く意義を深め、他都市のプラットフォームなど先進事例を調査したうえで、具体的な施策として「タラノア対話型パブリックコメント」「Z世代対話プロジェクト」「シチズンシップ教育」「現行プロジェクトの集約と交流」「市民コモンズ設置」の5つを提案したものです。
松井市長は懇談の中で「人と人を結ぶとのコンセプトに共感します。市長就任から1年かけて対話の場を設け、市民参加の取組を積み重ねてきましたが、協働のプラットフォーム構築の大事な時期に、このような提言を頂き感謝しています。新しい京都戦略の策定に向け学んでまいります」と述べ、市民目線の政策の推進に意欲を示しました。
提言のPDFは、こちらをクリックしてお読みください。30ページの濃密な内容となっています。(※目次から始まりますのでご注意ください)
今市会で最も重要な「令和7年度予算案」は、松井市長就任後はじめての本格予算であり、市長選の公約が盛り込まれている注目の議案です。28日から局別質疑が始まり、3月7日まで3つの分科会で議論が展開され、13,14日に総括質疑が行われる予定です。これらは25日の本会議後に、本HPで詳しくレポートします。