吉田たかお演説集

2013参院選公示直前街頭演説会

平成25年(2013年)7月3日 堀川今出川交差点ほか

※7月21日投票の参議院議員選挙に向け、本格的に街頭演説会を連続開催しています。公示前日の7月3日は、区内10か所を駆け巡って公明党の政策と実績を訴えました。また、京都府本部広宣遊説局長として、比例代表・山本かなえ候補の選対本部で街宣を担当。公示後も炎天下を駆け回っています。
 

【はじめに】
 みなさん、こんにちは。平和と福祉の党・公明党の京都市会議員吉田たかおでございます。いつも大変にお世話になっております。ありがとうございます。

 おかげさまで、私・吉田たかおは、2007年に京都市会議員に初当選させていただいて以来、6年が経ちました。その間、多くの皆様からご信頼とご期待を頂戴し、市民相談も4,000件を数えております。これからも、市民の皆さんと行政の橋渡しとなって、京都活性化のお役に立ってまいる決意でございます。

 皆様のお近くで長年の地域の問題があったり、お困りの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽に、私・吉田たかおまで声をおかけくださいますよう、お願い申し上げます。キャッチフレーズは、吉田という苗字とダッシュを足して、「よしだッシュ!」でございます。「吉田がダッシュ」で“よしだッシュ!”――このキャッチフレーズで、上京の街を全力疾走でダッシュしてまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます 。
 

【市政報告】
 さて、先月(6月)27日に京都市会の臨時議会が最終本会議を迎え、補正予算案を賛成多数で可決成立いたしました。この補正予算案は、国の緊急経済対策を受けて急きょ組まれたものです。切れ目なき経済再建の動きを推進する自公政権の迅速な政策に呼応して、京都市としても9月議会を待たずに臨時で議会を開き、予算委員会を開催したのでございます。

 地域経済を活性化して雇用を拡大するとともに、将来の成長戦略のビジョンを今まで以上にハッキリさせていく施策が、市民生活に身近な地方自治体で具体的に進んでいくものです。当然、私たち公明党議員団は賛成し、市民の目線できめ細かな施策を展開するよう、建設的な提案をいたしました。

 また、5月議会では、交通安全基本条例を全会一致で可決いたしました。これは、昨年の亀岡市と祇園地域で発生した痛ましい交通事故を受けて、市民ぐるみで交通安全への意識を深めて、行政も関係団体も事業者も一般市民も、お互いが力を合わせて事故のない安全なまちづくりを推進するルールを定めたものです。

 この条例は、私たち公明党がほかの党の皆さんに声をおかけし、ご賛同を頂いたうえで共同提案した「議員立法」でございます。私・吉田たかおは、公明党の代表として、実務者会議で議論を重ね、行政各局の担当者と膝づめで交渉して条例を作り上げてまいりました。

 これからも、政策創造集団・公明党の代表として、わが愛する京都の活性化に向け、市民に身近な地方自治体の議会をより開かれたものにするよう改革を進めて、子供たちや高齢者の皆さんの笑顔が輝くまちづくりに貢献してまいります 。
 

【参議院選挙の意義】
 さて、いよいよ明日に参議院議員選挙が公示され、本格的な選挙戦がスタートします。21日の投票日まで何かとお騒がせし、恐縮の極みでございますが、今回の選挙は大変に重要な選挙でございます。なにとぞ、私たち公明党の訴えに耳を傾けてくださいますよう、心よりお願い申し上げるものでございます。

 今回の選挙は、経済の活性化が軌道に乗って日本の再建が加速するのか、それとも、不安定な“衆参ねじれ”が続いて、国民生活をないがしろにする政治が幅を利かせてしまうのかが問われる選挙です。

 東西冷戦が終結し、バブル経済が破たんして以降、日本の政治はパフォーマンスが横行し、不毛な権力闘争が繰り返されてきました。劇場型政治のポピュリズムで、何とかチルドレンとか、何とかガールズが大量生産されたものの、何の役にも立たず、大量消費されて使い捨てられています。

 不安定な政治が社会の混乱を助長し、経済回復のチャンスを何度も逃し続け、そのツケを弱い立場の庶民が支払っているのではないでしょうか。

 もう、そんな政治を終わらせなければなりません。反対のための反対を繰り返し、建設的な政策提言をしない無責任な野党が、与党の不満の受け皿になったとしても、何も変わらない。不平不満を煽り立てる政治手法がいかにダメかが、3年間の民主党政権ではっきりとしたではありませんか。
 

【公明党の使命】
 公明党は、自民党との連立政権において、言うべきことはハッキリと言っています。与党と野党の要として、リーダーシップを執って“足の引っ張り合い”をやめさせていく役割が、公明党にあるのです。憲法問題がクローズアップされていますが、公明党は「その前に経済再建を優先するべきである」と言い切っています。

 テレビの中では「アベノミクス」がもてはやされ、経済回復の兆しが報道されています。しかし、それで満足して中途半端に終わってしまえば、庶民の暮らしに光が届かないままです。公明党が与党にいる限り、“弱者切り捨て”にならないよう、経済活性化を今まで以上に進めていくことが可能になると、声を大に訴えるものでございます。

 もう1つ、公明党の重要な使命を申し上げます。それは、何と言っても福祉の充実です。公明党は結党以来50年、「大衆福祉の公明党」との一点でぶれずに頑張ってきました。そして「福祉なんか票にならへん」と馬鹿にしてきた既成政党も、今は福祉を掲げない党はありません。その時代を切り開いたのが公明党なのでございます。

 少子高齢化が加速度を増すなか、今までと同じ手法では福祉は破たんしてしまいかねません。だからこそ、昨年の三党協議で合意された消費税の増税を、多くの国民は受け入れておられます。そこで重要なのは、消費税の使い道を明確にすること、そして弱い立場の庶民に配慮するべきであるという視点です。

 生活必需品の税率を低く抑える「軽減税率」をもっとも明確に主張している公明党が、庶民本位の福祉を充実することができると、この場をお借りして宣言させて頂きます。

 そして、外交問題も今回の大きなテーマです。公明党はアジア各国と長年にわたって誠実な交流を重ねてきました。アジアの平和と安定のためには、不信と憎悪を信頼と友情に変えていく努力が不可欠です。領土問題がこじれている今こそ、けんか腰の感情的な議論ではなく、生命尊厳に立脚した平和への英知を結集するべきです。

 安倍政権の一部では、国防軍とか海外派兵とか過激な議論が声高に論じられています。人気の高い第三極の中にはもっと過激な主張をする人が多くいます。公明党が与党にいる限り、そのような右傾化にブレーキをかけることができます。

 平和の党・公明党の存在が、日本の将来に懸念を抱く諸外国に安心を提供することができると、確信をもって訴えるものでございます。
 

【参議院選挙の勝利に向けて】
 今回の選挙は、今までのように、ムードやイメージや風に左右されてはならないと思います。ムードやイメージや風に左右されるのではなく、政策の中味が大事です。どの党の政策が庶民のために役に立つのか、どの党が将来の日本のビジョンを明確に示しているのかを、じっくりと見比べ、見極めて頂きたいと心の底から訴えるものです。

 昨年の衆院選で、各党のマニフェストを徹底的に検証した早稲田大学マニフェスト研究所が、最も高い点数をつけたのは公明党でありました。

 また、同じ時期に何十万人も参加されたインターネット投票が行われたと記憶しています。政党の名前を伏せて、先入観なして中身を見比べて採点してネット上で投票するする手法でしたが、ここでも公明党が最も多くの支持を頂いたのです!

 マニフェストNo1の公明党への信頼が拡大し、発言力が増すことによって、政局重視の政治が、政策本位の政治に転換していくと確信するものでございます。

 私たち公明党は、比例代表の候補として「山本かなえ」を公認いたしました。3期目に挑戦する山本かなえは、京都大学を卒業したあと外交官として世界で活躍した、バリバリのキャリアウーマンです。

 女性の視点と若者の目線で、多くの実績を残してきた実力抜群の候補でございます。IPS細胞の山中教授の研究にも協力し、国会の論戦で活躍した人材です。烏丸五条に事務所を構え、地元京都の声を届けるために、連日連夜、走り回っています。

 どうか、山本かなえの大勝利に向けて頑張る公明党に、今まで以上の力強いご指導とご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

 本日は、大きなマイクで大変にお騒がせいたしました。以上をもちまして、平和と福祉の党・公明党の京都市会議員、吉田たかおのご挨拶を終わります。ありがとうございました。

(区内で敢行した演説会は自転車で回ったため写真は映していません。今回のページで紹介するため、事務所前で撮影しました。右側の画像は7月7日に山口代表が山本かなえ候補の応援に駆け付けた京都タワー前の街宣の模様です。多くの支持者の皆さんが猛暑にかかわらずご参集下さり、感謝でいっぱいです)


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