吉田たかお演説集

決算市会最終日の早朝街頭市政報告会

平成23年(2011年)10月31日 智恵光院丸太町交差点など

※平成22年度京都市決算を審議する議会の最終日の早朝、防災・危機管理・安全のまちづくり等の課題を議論して大きな成果を上げた実績に加えて、自転車安心安全条例の書籍が出版されることを、元気いっぱいに報告しました。
 

【ごあいさつ】
 みなさん、おはようございます。京都市会議員の吉田たかおでございます。いつも本当にお世話になっています。ありがとうございます。

 お陰さまで、私・吉田たかおは、本年4月に行われた京都市会議員選挙に、2期目の当選をさせていただきました。報恩感謝の気持ちを忘れず、誠実に謙虚に研さんに励んで、お役に立ってまいる決意です。

 この1期4年、多くの方々からご信頼とご期待をいただき、市民相談も2,000件を超えました。これからも、市民の皆さまと行政の橋渡しとなって、京都活性化のために全力でダッシュしてまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
 

【決算委員会】
 本日は、京都市会の最終本会議の日です。先週まで、平成22年度決算特別委員会が行われ、市民の皆さまからお預かりした大切な税金が、どのような政策に使われたのか、それが役に立ったのかどうか、シビアに検証する議論が展開されてきました。

 国会では、ムダを省くとの謳い文句で事業仕分けが華々しく行われたものの、大きな効果を出せないまま期待倒れに終わりましたが、市民に身近な地方自治体の議会では、まさに生活の実感に即した政策の是非が、厳しく問われます。

 その意味では今回、丁々発止の議論が繰り広げられた京都市の決算委員会こそが、パフォーマンスに過ぎない事業仕分けよりも、はるかに重要であると申し上げるものです。

 私・吉田たかおは、防災・危機管理・ライフライン・公営企業などの重要な施策を担当する交通水道消防委員長として、備蓄食糧の問題や地下街の浸水対策、地下鉄赤字解消や市バス事故をゼロにする取り組みなどについて、議論してきました。

 本日の本会議においても、22年度決算を認定するに際し、私たち公明党市会議員団は、特に公営企業の施策にいくつかの意見を付すことを提案し、各会派からの賛同を頂いております。

 中でも、山ノ内浄水場廃止に伴う給水区域切替えの際に、広い範囲で水が濁る可能性が予想されることから、市民へのきめ細かな広報周知を徹底すると共に、対象世帯に減免制度をするなどを明確に求めました。

 また、雨が降った際に合流式下水道から流出する未処理下水やごみが悪臭を放つ実態を重視し、雨水吐口流出抑制対策を一層推進することを明記。これらは、南区の大道議員が委員会質疑で主張し、他党の議員も賛同したものです。

 同時に、私が委員会で訴えた市バス事故ゼロを目指した取組みの徹底も、正式に行政に申し入れることになったのです。これからも、生活実感にあふれた「市民のまなざし」で、きめ細かな政策提言を積み重ねゆく決意です。
 

【代表質問で大きな成果】
 さて、今月5日に行われた本会議代表質問では、私・吉田たかおが公明党を代表して市政一般について質問に立ちました。

 災害時にお年寄りや体の不自由な方々が災害弱者になってしまわないよう、避難誘導や安否確認のための情報を最新技術で一元管理する政策や、ゲリラ豪雨の時に地下鉄や地下街の被害が最小限に抑えるための避難計画や訓練の充実を訴えました。

 これらに対して、門川市長は前向きな対策を約束されたのですが、より大きく踏み込んだ答弁が出たのが、上京区にも最近急増している「空き家の対策」についてでございます。

 空き家が長年放置されますと、台風などの自然災害の際に倒壊の危険性が高まり、害虫の発生や野良猫による異臭や騒音、不法投棄などによって近隣住民の生活を脅かしていくとの懸念も指摘されています。防災だけでなく、衛生・環境・景観など多岐にわたる問題のため、昨年に続いて代表質問で取り上げたのです。

 嬉しいことに、門川市長は狭い路地の改築問題に立ちはだかる法規制の壁を超えると表明するとともに、新たな総合的な条例の制定を検討すると、具体的に答弁されました。上京区の皆さまから頂いた切実な声が届き、大きく前進したのでございます。

 これからも、地域をコツコツと歩き、政策を立案し実現してまいる決意です。どうぞお気軽に声をおかけ下さいますよう、お願い申し上げます。
 

【自転車条例の書籍を出版】
 最後になりますが、ここで嬉しいご報告があります。私・吉田たかおが執筆した書籍が、このたび東京の地域科学研究会という研究機関から出版されることになりました。

 と言いましても、いかがわしい暴露本などではなく、れっきとした政策の本でございまして、昨年10月に成立した「京都市自転車安心安全条例」について解説させて頂いているものなのです。

 京都市112年の歴史で初めての議員立法であるとともに、自転車事故が多発する今、大きな注目を集めていることもあり、東京で開催されたセミナーに招待され講演させていただいた内容が思いがけず好評とのことで、正式に書籍として出版されると決定したのでございます。

 現在、時間の合い間をぬって執筆中ですが、自転車の安全な走行が大きく前進する社会になっていくため、少しでもお役にたてればとの思いで張り切っております。

 詳しくは、定期的に発行して皆様にお届けしている市政報告レポート「吉田たかお通信」や、インターネットのホームページでお知らせしたいと思っています。ご関心ある方は、ぜひご覧ください。

 これからも、吉田たかおは、「吉田がダッシュでよしだッシュ!」の合言葉で、上京の街を全力疾走でダッシュして参ります。今まで以上のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

 本日は、朝早い時間に、大きなマイクで大変にお騒がせいたしました。以上を持ちまして、ご当地をお借りいたしましての、京都市会議員吉田たかおの市政報告および書籍出版のご報告を終わらせていただきます。

(写真は当日写せなかったので、後日に撮影しました。現在は他都市調査や地域行事参加など多忙ですが、活発に街頭市政報告会に頑張っています。声をかけたり手を振っていただく方が増えてきているように感じます。ありがたいです!)


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