平成22年(2010年)5月2日 出町桝形商店街
※ゴールデンウィークで人出の多い出町桝形商店街にて、竹内京都府本部代表(衆院議員)とともに府本部街宣車に乗り、元気いっぱいに市政報告。京都市活性化と世界平和への想いを訴えました。
【ごあいさつ】
商店街でお買物中の皆さん、ドライバーの皆さん、こんにちは。京都市会議員の吉田たかおでございます。いつも本当にお世話になっています。ありがとうございます。
ただ今より、ご当地をお借りいたしまして、公明党伝統のゴールデンウィーク街頭演説会を開催させていただきます。大きなマイクで大変にお騒がせしますが、なにとぞご理解いただき、私たちの声に耳を傾けて下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
お陰さまで、昨年の衆院選挙では、公明党比例区で立候補した竹内譲が、地元の皆さまの熱いご支援を頂戴して当選し、13年ぶりに国政に復帰することができました。心より厚く御礼申し上げます。
本日は、竹内衆院議員が駆け付け、上京区の皆さまにご挨拶を申し上げます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
【派閥も世襲議員も族議員もいない公明党】
公明党は派閥がありません。地域の生の声が途中で止まったりしない、たった1つの政党でございます。また、公明党には、世襲議員や、官僚と業界にべったりの族議員も、1人もおりません。
地域に根を張った草の根ネットワークの身近な地方議員である私たちと、竹内衆院議員はじめ国会議員が、がっちりとスクラムを組んで民意を集約し、庶民の生活を守る政策を実現しているのです。
風任せのパフォーマンス頼みの劇場型政治が続いていますが、そんなゲーム感覚ではマスコミにネタを提供するだけで、弱い立場の庶民を守ることはできません。どこまでも政策本位で、地域の声を生かした政治を実現するため、誠実に着実に前進をしてまいる決意でございます。
【市政報告】
さて、ここで竹内議員の前に、少しだけお時間を頂き、京都市活性化に少しずつ貢献している報告をさせていただきたく存じます。
それは、昨日の京都新聞夕刊にも掲載をされていましたが、深刻な経営危機にある地下鉄の健全化のために提案していた政策が、具体的に実現しているということでございます。1日約4千万円の赤字が積み重なっている京都の地下鉄を立て直すため、私・吉田たかおは、昨年1年間、交通水道委員会に所属し、様々な政策提言を続けてきました。
その結果、駅の中にジューザーバーやスィーツのお店が少しずつ増えてきています。人気アニメとタイアップした親子スタンプラリーも実施されました。そして、昨日からスタートしたキャンペーンには、舞妓さんや「ゆるキャラ」も活躍しているのでございます。
これからも、市民の一番身近な存在として動き、働き、京都活性化のお役に立つ議員に成長して、御支援していただいた皆様から喜んでいただけるよう、ダッシュしてまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
【憲法記念日】
明日5月3日は、憲法記念日です。憲法に込められた平和への思いをもう1度じっくりと考える日であると思います。
今、世界的不況で、排他的な国家主義が復活しつつあるのではないかと言われています。留学生を受けいれ、観光客を温かくもてなす、私たち京都の中には多くないと思いますが、外国人を差別し憎悪する人たちの過激な主張が、インターネットを中心に大きな世論にまでなってきています。これは、憂うべき深刻な実態ではないでしょうか。
排他的な国家主義は、ある日突然うまれるのではありません。少しずつ不平不満や恐怖心をすくい取って浸透し、最後は狂信的な牙をむき出し、国民を破滅に導くという歴史が繰り返されています。
第2次世界大戦前のドイツでは、平和を歌い上げる民主的なワイマール憲法があったにもかかわらず、ヒトラーが出現し、ナチスの民族純化政策に国民は拍手を送りました。日本でも大正デモクラシーの結果、戦前には二大政党の政権交代が行われていたのですが、軍部独裁を阻止できませんでした。
公明党は憲法9条を変えることには反対です。と言って、60年以上も前の条文に固執する頑迷な人たちは一線を画しています。憲法の平和への理念を尊重し大切にしつつ、時代遅れの部分や不足している分をおぎなう「加憲」という考え方です。
国家主義や独裁主義に陥ることのない、平和で民主的な政治の実現のため、全力で頑張っていく決意でございます。どうか今後とも、私たち公明党に、今まで以上のご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。
私の持ち時間が終わりました。ご静聴、誠にありがとうございました。それでは、マイクを竹内衆院議員にお渡しします。
(事前告知をしていないにもかかわらず、居合わせた多くの方々が、笑顔で声援を送って下さいました。庶民から生まれた公明党の底力を実感した演説会でした)