平成22年(2010年)1月11日 四条河原町交差点ほか
※公明党京都府本部の街宣車で、竹内譲府本部代表(衆院議院)とともに、若手議員の1人として成人の日記念街頭演説会に参加。晴れ着姿の若者に向かって、爽やかに訴えました。
【成人の日お祝い】
みなさん、こんにちは。京都市会議員の吉田たかおでございます。平素は公明党の活動に、温かな励ましとご支援をいただき、ありがとうございます。
本日は成人の日です。20歳の若い皆さん方が、大人の仲間入りをされる、記念すべきスタートの日です。希望の見えない激動の時代ではありますが、不安を吹き飛ばして、社会の荒波を乗り越え、素晴らしい人生の航海を送っていただくことを、心よりお祈り申し上げるものでございます。
【20代の支持率トップは公明党】
さて、みなさん、ある調査によりますと、各年代のうち、20代の若い人たちが最も支持をする政党は、公明党であるとの結果が出ました。
なぜ、若い世代から公明党が信頼され、応援して頂いているのか――。その理由はいくつかありますが、何よりも腐敗や堕落と無縁で清潔であること、そして約束を徹して守っている誠実さがあげられると思います。
それだけではありません。若い世代の皆さんは、極端から極端にブレる二者択一ではダメだと直感しておられます。だからこそ、多様な価値観を尊重する現場感覚がみなぎっている公明党に期待していただいていると、私は確信をしております。
今の時代はエゴや拝金主義がまかり通っています。そして、何でもかんでも、全て他の人のせいにして済ませてしまう風潮があります。現に、社会の発展に重大な責任を担う政治が、「政府が悪い」「官僚が悪い」「社会が悪い」「秘書が悪い」と、責任をなすりつけ合っているではありませんか。
バブル崩壊後の失われた10年を、リストラや派遣切りで活力を失わせ、若い世代を使い捨てせざるを得ないような経済危機を招いたのは誰か。利権としがらみにまみれた政治です。これを変えなければならないと、公明党は連立政権の中で、必死で政治腐敗や権力の魔性と戦ってきました。
残念ながら、今回の衆院選挙で、公明党は野党という立場になりましたが、決して反対のための反対を繰り返すような、党利党略の権力闘争を仕掛けるつもりはありません。ただただ、庶民の生活を守るために、言うべきことを言いきっていくだけです。
政権交代すれば、明日からうまくいくかのような幻想が振りまかれていました。しかし民主党のマニフェストには、実現不可能なまやかしも多く含まれていたのではないかと、多くの国民が気づき始めている状況です。
鳩山内閣は連立政権のゴタゴタで迷走を繰り返し、小沢幹事長の二重権力が混乱を巻き起こしています。厳しい経済への迅速な対策を打つどころか、後手後手に回っている始末です。そして何より、今の民主党は、自民党よりも強引な利権の政治に逆行しようとしているではありませんか。皆さん、こんなことでよいのでしょうか?
小沢さんは、衆院選で当選した若手議員いわゆる「小沢チルドレン」に対して、「政策の勉強をする暇があったら地元で選挙活動をするように」との指示をしておられるとのこと。まさに、「政治家は次の時代を考えるが政治屋は次の選挙しか考えない」という言葉がそっくりあてはまるのであります。
そんな私利私欲にまみれた政治に嫌気がさしている若い世代の期待にこたえるのは、地域に密着した草の根ネットワークで民意を集約する現場第一の公明党しかないと、声を大にして申し上げるものでございます。
【庶民の味方・公明党】
私ども公明党は、全国3,000人の地方議員のネットワークがございます。今日もそして明日も、コツコツと地域を歩き、膝づめで庶民の声を受け止め、誠実に着実に政策実現のため走っております。
本日、御当地にご参集の皆さん、私たち公明党は、若者も、お年寄りも、体の不自由な方も、そして子どもたちも、お互いが尊重し合い、励まし合っていく、温かな社会を建設するため、汗を流して頑張っております。
どうか今後とも、私ども公明党に、今まで以上のご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。ありがとうございました。
(繁華街を闊歩する若い世代の方が足を止め、熱心に聞き入っておられたのが印象的。若者の期待を裏切らない政治を勝ち取らなければならないと、改めて決意しました)