吉田たかお演説集

上京区公明党 党員と支持者のつどい

平成20年(2008年)10月1日 西陣織会館3階ホール

※解散総選挙が噂される中、上京区の党員支持者が一堂に会し、元気いっぱいの決起の集いを開催。市政報告の後、公明党の政策と実績、竹内ゆずる候補の人柄等を紹介しました。
 

【あいさつ】
  みなさん、こんばんは!
 本日は平日のお忙しいお時間にもかかわらず、このように多くの皆さんにご参集下さり、心より御礼申し上げます。皆さんの熱い情熱に恐れをなして、台風もあっちの方へ飛んで行って、今はお月様が顔を出しておられます。本当にありがとうございました 。

 ただ今ご紹介いただきました上京区選出京都市会議員・吉田たかおでございます。平素は公明党の活動に温かいご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
 

【市政報告】
 おかげさまで、昨年4月の京都市会議員選挙に当選させていただいてから、1年半で500件を超える市民相談を寄せていただくことができました。

 道路の陥没補修や下水詰まりの解消、街灯の新設やバリアフリー、地域の安心安全の問題や、子どもたちの教育や子育て支援、介護や福祉の問題など、切実なナマの声を膝づめでお聞きし、誠実に着実に行政に届けるなか、コツコツと実現させていただいています。

 これからも、市民の皆さんと行政との橋渡しとなって、京都市活性化のお役に立ち、お世話になっている皆さんに御恩返しをさせていただく決意でございます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 さる9月9日、京都市会本会議で私・吉田たかおは代表質問に立ちました。テレビの生中継ということで柄にもなく緊張しましたが、元気一杯、生命力満々で質問。温暖化対策の具体的提案やリサイクル問題、いじめ問題、動物愛護など、多彩なテーマを取り上げて、庶民の目線で提案しました。

 うれしいことに、翌日の京都新聞・毎日新聞や読売新聞に、私の質問記事が大々的に見出し付きで報道されたのです。これも、応援し励まし期待していただいている党員・支持者・サポーターの皆様のおかげです。本当にありがとうございました!

 これからも、真剣の二字で全力を尽くしてダッシュし、応援してよかったと喜んでいただけるよう、成長していく決意です。
 

【公明党の実績】
 本日は、公明党の党員さんや、いつも暖かく応援していただいている支持者の皆さんが一堂に集まっていただきました。まさに、間近に迫るといわれる解散総選挙の、実質的スタートであります。絶対に負けられません。公明党の勝利は、庶民の勝利です。弱い立場の方々の側に立って戦ってきた公明党が勝利することが、真実の民主主義の勝利なのであります。

 皆さん、利権やしがらみと無縁な、たった1つの党はどの党でしょうか。地域と国とをストレートに結ぶネットワーク政党はどの党でしょうか。公明党であります。マニフェスト達成率No1はどの党でしょうか。公明党なのであります。皆さんいかがですか。

 一部の無責任なマスコミや卑怯千万な野党は、公明党は自民党のいいなりで何もしていないと悪口を言っていましたが、今回の福田首相辞任騒動では、180度反対に、公明党は言いすぎたと言っています。まったく定見がありません。事実は1つ。公明党は一貫して言うべきことをはっきりと言い切っていたのであります。

 道路予算は10年前に15兆円だったのを、今は8兆円に減らしました。そのうえで、長期的視野で少子高齢化対策に取り組んできました。連立を組む前、児童手当は3歳で打ち切りでしたが、今は小学校6年生に延長しました。介護や福祉の政策も自民党との政策協議で、所得の低い方々に配慮して粘り強く交渉してきたのです。

 公明党が与党の中で言うべきことを言いきっていたからこそ、政治資金の領収書1円以上の義務化を勝ち取りました。国会議員を辞めた後の年金を廃止しました。官製談合防止法を議員立法で成立させました。薬害肝炎の患者さんの一律救済についても、法律を捻じ曲げることなく道筋を作ることができたのであります。

 不平不満をたきつけるだけで、責任ある対案を示そうとせずに、党利党略の権力闘争に終始する無責任な野党とは、大きく違うと確信しますが、皆さんいかがでしょうか。
 

【公明党勝利へ】
 これ以外にも実績と成果は、まだまだいっぱいありますが、これ以上紹介したら私の時間がオーバーして、竹内さんの時間が無くなってしまいます。これくらいにして、あと1つだけよろしいでしょうか?

 今、ちまたで「いっぺん民主党にやらせてみたらええにゃ」という声が聞こえてきます。まさしく床屋談義・居酒屋談義ともいえる無責任な言い分です。でも、とんでもありません! よろしいですか、彼らはいっぺんやっているんですよ。いっぺんやって、私たち国民はえらいめに遭っているんです。

 あの細川内閣の実質的支配者は誰だったか。小沢一郎氏です。剛腕小沢氏はパフォーマンスが前面に出る劇場型政治をもたらし、側近政治をもたらし、多くの盟友を切り捨て、政界を混乱させたではありませんか。

 自社さきがけ政権のとき、阪神大震災が発生しました。そして、初動の遅れで多くの被災者が悲劇を余儀なくされました。無責任きわまりない政権だったのではありませんか。鳩山氏も管直人氏も、その政権のど真ん中にいたのです。

 いっぺんやっているんです。やらせてみたけどダメだったのです。今も、スキャンダルまみれ、利権まみれではありませんか。まじめな人もいるかもしれませんが、トップは首をかしげるような人たちばかりです。東京12区に国替えするとか、元委員長の矢野なんとかを脅しのカードに使うとか、やっていることがマトモではありません。

 こんな卑怯なやり方がまかりとおったら、とんでもないことになってしまいます。ドラマを無理やり作りたいマスコミだけが喜ぶような、おかしいことになってはあかんと、声を大にしなければならないと思いますが、皆さんいかがでしょうか。

 それでは、時間が来ました。竹内ゆずるさんにバトンタッチします。竹内さんは、親の地盤を受け継いだ2世3世の世襲議員ではありません。庶民のなかの庶民であり、三和銀行の部長代理を務めた、経済や金融に強い人材であります。こんな人こそ国会で活躍するべきであります。

 国会議員だけでなく、市会議員としても活躍した竹内さんは、まさに地域主権時代のホープです。本日より竹内ゆずる大勝利を目指し、大前進を共々に始めたいと、心よりお願い申し上げ、私からの挨拶を終わらせていただきます。ありがとうございました。
 

(場内は大いに盛り上がり、意気盛んな集いとなりましたが、その後、麻生総理が解散を回避し、総選挙は翌年にずれ込みました)


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