吉田たかお演説集

終戦記念日 街頭市政報告会

平成19年(2007年)8月15日 烏丸今出川交差点ほか

※全国3,000名の公明党全議員が、毎年8月15日を平和への誓いを決意しあう日として、街頭に打って出て演説会を敢行しています。36度を超える猛暑でしたが、烏丸今出川交差点ほか区内5ヶ所で頑張りました。
 

【市政報告】
  みなさん、こんにちは。京都市会議員の吉田たかおでございます。いつも、公明党の活動に温かなご理解と激励をたまわり、心より御礼を申し上げます。ありがとうございます。

 お陰さまで、私・吉田たかおが、京都市会議員選挙に当選させていただいて以来、4ケ月がたちました。まだまだ未熟で、ご心配をおかけするかとは存じますが、現場第一で研鑽に励んで、ご支援くださった皆様にお応えしていく決意でございます。よろしくお願い申し上げます。

 1年目の今年は、京都市会の文教委員会に所属させていただくこととなりました。文化芸術、スポーツ振興、教育、そして地域の暮らしについてなど、多角的な政策を担当いたします。芸術を学んだ1人として、また3人の娘の父親として、市民の声を代弁し、頑張っていこうと意欲満々でございます。

 さて、私・吉田たかおは、当選早々の5月議会で代表質問をさせていただきました。私たち公明党市会議員団は、新人議員は当選して最初の議会で代表質問する伝統があるとのことで、ビックリしましたが、必死に勉強し徹夜で原稿を書きました。

 源氏物語千年紀、文化芸術振興計画、子育て支援、そして、いじめ対策の特別授業についての、4つのテーマで論じたのですが、どこまでも庶民の目線で政策提言をさせていただいたつもりです。桝本市長からも、前向きな答弁がありました。これからも、京都市活性化のために頑張ってまいります。

 また、多くの市民相談も寄せていただいており、行政の各部門にはたらきかけているところです。誠実に迅速にをモットーとして走り回りますので、これからも、どうぞお気軽に、私・吉田たかおまで声をおかけ下さいますよう、お願い申し上げます。
 

【終戦の日について】
 さて、本日は終戦の日です。あの悲惨な戦争を、2度と繰り返してはなりません。私たち公明党は、その決意を込めて、全国いっせいに不戦の誓いを新たにし、核廃絶を呼び掛ける街頭演説会を敢行しております。

 戦後の日本は、軍事大国から経済大国に生まれ変わりました。しかし、エコノミックアニマルと警戒され、陰で笑われ、決して尊敬されることはありませんでした。

 私は、その理由は、日本が無責任な一国平和主義と過激な再軍備論との、極端なイデオロギー争いを繰り返し、貧困にあえぐアジア諸国のために、口先ではない真心の支援を怠ってきたからではないかと、考えています。

 結局、日本は、近隣諸国から信頼と尊敬を受けることができないまま、世界第2位の経済大国だと傲慢になった挙句、バブル崩壊で一敗地にまみれてしまいました。そのツケを、私たち庶民が払っているのではないでしょうか。

 今の世界の流れは、ネオコンと呼ばれる新保守主義が力を伸ばし、愛国心を声高く叫んでいます。そして、安倍総理の人気を利用して、偏狭な国家主義にこびりついたイデオロギーが首をもたげてきています。日本は正念場に立っています。

 憲法9条の恒久平和の精神を根本にした公明党が連立政権にいるからこそ、集団的自衛権行使を含めた過激な議論を展開している勢力の暴走にストップをかけることができるのであると、この場で強く申し上げるものでございます。
 

【今の私たちにできること】
 と言って、昔みたいに、ヘルメットをかぶってデモ行進をする時代ではありません。平和を実現するために、私たち庶民ができること――、それは身近な周囲の人々と力を合わせて、町内や学区といった地域社会を、あたたかな潤いのある街にしていこうと、知恵をしぼって、ささやかな行動を積み重ねていくことではないでしょうか。

 今の時代は、自分さえ良かったらいいというエゴや、カネ儲け最優先の拝金主義がまかり通っています。そんななかで、政治家は私腹を肥やし、大企業は若者を使い捨て、子供たちの心は、ますます荒んでしまっています。

 こんな時代だからこそ、なんでもかんでも他人のせいにして、責任を取ろうとしない卑怯な政治を根本から変革し、生命の尊厳と人権の尊重を基調にした政治を目指していかなければなりません。その先頭を走り、道を切り開くのが、私たち公明党であると、声を大にして訴えさせていただきます。

 どうか今後とも、私ども公明党に、そして私・吉田たかおに、今まで以上のご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。

 以上を持ちまして、ご当地をお借りしましての、終戦の日を記念しての街頭市政告会を終わらせていただきます。ありがとうございました。

(烏丸今出川、出町商店街、河原町丸太町交差点、堀川丸太町交差点そして千本丸太町交差点の計5ヶ所で、自転車にのぼりを立てて、ハンドマイクで近隣の方々やドライバーの方々に向かって演説。手を振ってくださる方もいて、本当にうれしかったです。写真は帰宅直後に家内に映してもらいました。フラフラの表情が痛々しいですよね)


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