京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

12月度経済総務委員会

2014年12月15日

12月15日10時より、市会第2会議室で経済総務委員会が開会され、ひおき文章委員(北区)とともに出席しました。衆院選公示日から投票日まで、11月議会は異例の中断期間を挟んで、あと2週間少しでお正月という時期での再開となりました。

総選挙の開票状況が深夜まで予断を許さなかったため、お恥ずかしながら猛烈な睡眠不足。クタクタですが、公明党大勝利の喜びで元気いっぱいに議論に参加しました。(←そう言えば先月の経済総務委員会も舞鶴市議選の翌日で数時間しか寝てなかったです。2ヶ月連続はさすがにツライ・・・・)

各局別に行政側から提出された議案に対する質疑があった後に、請願審査や一般質問があり、いつにもましてコッテコテの濃密な委員会となりましたが、各委員ともやる気満々で活発な質疑が展開されました。

私も負けていられません。産業観光局関連の質疑を行いました。まず、指定管理者の指定を認めるかどうかの議案については、公共施設の事業運営は常に「市民のため」との原点に立つべきと訴え、市民の皆さんから「ユルいなぁ」と思われないよう、良い意味でシビアな緊張感でチェックしていくべきと論じました。

具体的には、「費用対効果」を重視し、現状を分析したうえで柔軟かつ思い切った改善策を積極的に打っていくべきであると主張。単なるコストダウンばかりを追求したら、委縮してしまって、市民の生活向上の効果を提供できませんもの!

その後の一般質問では、経済活性化のためには中小企業を守り支えていくべきであるとの観点から、近年大きく注目される重要課題である「事業承継」の支援を取り上げました。

中小企業の経営者さんたちと意見交換した際にお聞きしたら、新規事業の立ち上げに比べて、事業承継に対しては銀行側の融資は文字通り渋い状況にあるらしいです。そして、はっきり言って行政の支援策は遅れているとの厳しい評価がありました。

私も、超高齢化時代において、身内ではない他人に事業を承継する際のノウハウが手薄い上、銀行の融資がないために、みすみす将来に可能性を秘めた企業や工場が倒産のやむなしに至っている現状を直視するべきと実感しました。行政の効果的なコーディネートが重要ですよね。

また、中小零細企業が後継者難で苦しんでいる深刻な現状を踏まえ、ノウハウや技術を継続するために、大手企業が「グループ化」(別の言い方では吸収合併)を計画するケースに対して、世間の印象では「M&A」へのダーティーなイメージがこびりついている現実があります。これらの課題に対して衆知を結集して取り組み、実効力ある施策を展開するよう求めました。

理事者からは迅速に対応するとの答弁がありましたので、着実に進展するようフォローアップしていこうと思います。

12月22日の最終本会議まで、日中は市役所に缶詰めですが、智恵を絞りだして時間をねん出して、様々な仕事を「複眼的」に同時並行する必要があります。タイヘンですが、やりがい満点。頑張ります。 !(^^)!

22日の本会議が終われば、年末年始の激動の日々が始まります。結党50年を大勝利した勢いそのままに、明年の激戦に向けてスタートダッシュで頑張ってまいります。よしだッシュ!!


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