京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

5月市会集中審議:前半レポート

2014年5月16日〜23日

5月16日から5月市会がスタートし、30日まで補正予算案や火災予防条例改正案など46議案を集中審議しています。今回は約2週間のうち前半をレポートします。

16日の市役所は日本晴れ。すがすがしいスタートとなりました。(写真左)

20日の本会議では、議長と副議長の選挙が行われ、我が会派の大先輩・井上教子議員(下京区)が第89代副議長に就任されました。重責を担う井上議員に盛大な拍手が送られました。おめでとうございます! 超過密スケジュールの多忙な中ですが、ご健闘を心から祈ります。

翌21日は議会の華といわれる本会議代表質問。各会派の代表9名が登壇し、門川市長への質問に立ちました。

公明党議員団からは、曽我修議員(伏見区)と平山よしかず議員(西京区)が登場。曽我議員の質問に対して門川市長が「和食の日」を制定すると答弁。また久我地域の下水道工事が正式に決定するなど、大きな前進がありました。

なお、曽我議員と平山議員の質疑において、昨日就任したばかりの井上副議長(下京区)が本会議場の議長席に座って議事進行デビューを果たしました。写真を掲載できないのが残念です! (ご関心ある方は、京都市会公式HPのインターネット中継で本会議の録画放映が閲覧できます。http://113.42.218.61/KyotoCityCong/kousin7.asp

5月22日は、京都市会第2会議室で開催された予算特別委員会第一分科会にて補正予算案について議論。(写真右)

私は産業観光局に対し、「京もの魅力発信販促キャンペーン」と、緊急雇用創出事業について質問。夏の観光行事とタイアップする積極的施策をきめ細かく論じました。

消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動で消費が落ち込む懸念を踏まえつつ、単に冷や水を浴びせるかのように批判するだけではなく、熱い情熱で具体的かつシビアに議論することが、政策創造集団・公明党の真骨頂と確信して、汗をかきかき頑張りました。うれしいことに担当理事者から前向きな答弁がありました。ホットな京都経済となるよう、研さんに励んでいこうと決意しています!

でも、クールビズ姿の人がチラホラ増えてきていますよね。私もスーツ脱ごうかなぁと迷いながらの質疑でした。

さて、週末の23日は経済総務委員会で付託議案について質疑がありました。私は、今議会に提出された条例で設置される各種審議会を担当する理事者に対し、女性の視点を重視するよう訴えるとともに、市民参加促進のためにも市民公募委員へのサポートを充実するよう主張しました。

また、コンプライアンスを所管する行財政局から3人の懲戒処分が発表され、詳しい経過の説明がありましたが、発覚した時の委員会の場で厳しい質疑があったこともあり、今回の常任委員会では長時間の追及はありませんでした。

産業観光局からの報告は、市内まちなかエリア活性化への提言が識者からなる活性化会議から提出された案件。日置委員(北区)が7年前と比べて3割減収している実態への検証が中途半端であると厳しく指摘。そのとおりですよね。
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私は、一般質問で和装市場活性化について発言。若手研究者が精密なデータを駆使して着物を買い求める層のニーズを分析した研究を紹介しました。ライフスタイルの変化で和装産業が苦戦していますが、おしゃれ感覚で着物を楽しむ層やオンリーワンのこだわりで着物の価値を追求する層へのアプローチが大事との視点を論じたのです。

この日は朝10時から夕方6時前までの長丁場。なんとか乗り切りました。クタクタですが、終了後に正副委員長が残って、次回からの日程のあり方と夏に予定の委員会他都市調査について打ち合わせ。責務を果たさなあきません。気合を入れました。

来週は各会派で議員会が行われ、議案の態度を協議します。議会決議や国に送る意見書などの案件もあり、30日の本会議に向けて多忙な1週間ですが、気を引き締め頑張ります!


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