京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2月度定例市会前半レポート

2014年2月14日〜2月21日

2月14日から、2月度定例市会が開会されました。会期は3月17日までの32日間の長丁場。25年度補正予算、26年度予算や消費税増税に伴う料金改定を含む条例案など膨大な議案が上程され、予算委員会や常任委員会で審議します。

私は、予算委員会では第1分科会に所属し、環境政策局、文化市民局、行財政局、産業観光局、総合企画局などに関する予算案や条例案を議論。書類の山と格闘しながら頑張っています。

今回は、2月21日に終わった本会議代表質疑までの前半戦をレポートします。

2月17日の予算特別委員会では、25年度補正予算のうち、行財政局に対して地籍調査について質問。(写真左) 私の住む出水学区で先行的に実施されている事業ですが、様々な理由で進行が遅れて翌年度に繰り越されることになったとのこと。

大変な労力に敬意を表した後、繰越し明許になった理由を分析して来年度予算では遅れないようにしたうえで、実効力を高めるべきと論じました。府との連携も大事になってきます。事務作業や会議などで煩雑になる懸念を指摘しました。

補正予算については、翌日の各会派の議員会で3つの分科会の模様が報告され、慎重に審議されました。19日に討論結了、21日の本会議で可決成立しました。

 議会の華といわれるほど注目度が高い本会議代表質疑は、2月20,21日に行われ、テレビ中継もありました。20日は自民党・共産党、21日は民主党・公明党・京都党の順です。

私は、21日の午後に公明党議員団の3番手として登壇し、「エネルギー戦略」「ふん害対策」「老朽化マンション対策」「映像アーカイブ」について論じました。

「エネルギー戦略」では、京都市が世界に先駆けて研究を進めている「都市油田発掘プロジェクト」「都市熱活用プロジェクト」を取り上げました。パネルを駆使して分かりやすく論じたのですが、うまくいったかな?(写真右)

「ふん害対策」については、フィールドワークで調査した成果を発揮して具体的な対策の重要性を訴えました。門川市長から動物愛護憲章策定と条例制定の検討について、前向きな答弁があったので良かったです。

「老朽化マンション対策」「映像アーカイブ」も、突っ込んだ議論を展開。いずれも前向きな答弁を引き出すことができたと思います。苦労した甲斐がありました!

近いうちに、吉田たかおの上京大好きブログで全文を掲載する予定です。関心ある方はぜひお読み下さい! また、京都市会HPのインターネット中継で来週後半から録画放映がご覧頂けます。このHPの「MOVIE」でもアップしたいと思います。

さて、本日の本会議で、平成26年度より現在の4会期制から1会期制に変更となる事が正式に決まりました。4月に始まり、翌年3月までの通年議会となります。議会改革の一環として、次々と変革が実現していきます。旧態依然として形式主義に陥りやすかった議会が、自ら殻を破っている胎動を感じます。もっと頑張りまっせぇ〜っ!

来週からは、26年度予算の審査が始まります。第1分科会は24日が環境政策局、25日が文化市民局、26,27日が行財政局、28日が総合企画局そして3月3日が産業観光局です。これらの審議については、後半戦レポートとしてまとめてアップします。


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