京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

11月度くらし環境委員会

2013年11月5日

11月5日10時より、市会第2会議室でくらし環境委員会が開会され、大道義知副委員長(南区)、久保勝信委員(山科区)とともに出席しました。

まず、環境政策局からの報告を審査。「京都市エネルギー政策推進のための戦略策定」については5名の委員が質疑。続いての「ごみ収集業務に関するアンケート調査」の報告については、私も手を挙げて質問に立ちました。

5年目を迎えるこの調査ですが、「ごみの散乱も無くきれいに収集できているか」「収集漏れがなくなっているか」「収集中に危険を感じることはあるか」「収集作業はていねいか」・・・・などの設問に対して、「良い」「どちらかといえば良い」という肯定的な回答が年々増えており、関係者の尽力が実りつつあると思います。

だからこそ、「良くない」「どちらかといえば良くない」という否定的な回答には敏感にならなければなりません。そこで、否定的な回答が寄せられた地域には何らかの対処を手配したのかを質すと、地域ごとや直営・委託などの「分析」はしていないとの答弁。

私は、「それでは何のためのアンケートなのか。良くない回答を寄せた方の思いに対する認識が甘すぎる。真剣に分析して対応の手を打たないと、民間では潰れてしまう」と指摘しました。今後はしっかりと分析するとの答弁がありましたので、期待して見守っていこうと思っています。

一般質問では、クリーンセンター送迎車の時間帯への疑義が取り上げられました。また、ごみ減量検討委員会で出された直営・委託業務についての質問もありました。

午後からの文化市民局への一般質問は、なんと私1人。他の委員には恐縮ですが、たっぷりと質疑させていただきました。1点目の「自転車問題」についての詳細は下記の通りです。

1. 9月に開催された「大人向けの自転車安全利用講習会」は重要なので定例化するべき。そのうえで、地域割して参加しやすくするとか、就学前児童の保護者向けに工夫することが必要。学生が参加しやすくするため、何らかのイベントとタイアップしてはどうか。
2. 自転車駐輪対策協議会に文化市民局の理事者も出席しているが、駐輪問題だけでなくマナー向上や教育、環境整備など多岐にわたっているので、体制整備を敢行し司令塔を明確にするべきである。
3. 平成22年に施行された自転車安心安全条例の附則に「3年後の見直し」が規定されている。関係各局が参加する交通政策会議などで報告を吸い上げて分析しているのか。建設・市教委・都計・産観などと連携するとともに、ひろく市民にも呼びかけて声を集め、条例に定めた見直しを進めるべきである。

2点目は、「市民が残したい無形文化遺産制度」に対して、「京料理や京菓子に続き、花街や地蔵盆を予定しているとあるが、尻すぼみになっては良くないので広く公募するなどを検討するべき」と主張しました。京ことば、むかしあそび、わらべうた等々が考えられますが、市民の関心が寄せられている今を好機としていくことが大事ですよね、

さて、議会改革の一環として導入が検討されてきた「常任委員会・予算・決算特別委員会(局別質疑)等のUSTREAM(ユーストリーム)配信」が、今回から本格的にスタートしました。(画面右)

リアルタイムでの放映が可能となり、「見える化」が促進されると期待されています。関心ある方は、京都市会HPのUSTREAM(ユーストリーム)配信ページをご覧ください。

http://www.city.kyoto.jp/shikai/koho/ustream.html


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