京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

6月度くらし環境委員会

2013年6月4日

6月4日10時より、市会第2会議室でくらし環境委員会が開会され、大道義知副委員長(南区)、久保勝信委員(山科区)とともに出席しました。

まず、文化市民局から13箇所ある市立浴場について見直しの報告がありました。「京都市同和行政終結後の行政の在り方検討委員会」で示された方向性などを踏まえ、山ノ本浴場と吉祥院浴場を平成26年度末で廃止し、崇仁第1浴場を27年度中に廃止すると発表。

これに対し、大道副委員長始め4名の委員から質疑があり、利用者の視点で施策をきめ細かく実施するべきとの意見が交わされました。

一般質問は6名。私は以下の点について議論しました。

1. 平成27年開催の京都国際現代芸術祭が25年度からスタートするが、市と府の役割分担を明確にすべき。経済波及効果が見込まれるので、幅広い世代を集客できるよう工夫していただきたい。市民の声を積極的に求め、共同で創りあげる方向性が大事である。
2. 京都マラソンが、来年度から2月第3週に開催との広報発表があった。過去数年の天候を分析し、山登りコースのアイスバーンの対策を含め、安全対策を進め、市民に安心していただくよう広報周知するべき。

大道副委員長は、具体例を示しながら交通安全対策の重要な観点を指摘。ほかの委員からは、地域コミュニティ、動物園、防犯カメラ、岩倉具視邸、宗教者駅伝などについて質疑がありました。

環境政策局に対しては、請願として出された北区の賀茂川の河川敷にトイレを設置するよう求めた案件を質疑。大道副委員長が本日3回目の登壇。大車輪の活躍で、府との話し合いや市民に親切な案内表示を議論しました。その後、民主鈴木委員から提案があり、請願の紹介者として署名した議員に次回の委員会に出席して説明してもらうことに。

一般質問は4名の委員が、焼却灰溶融施設、技能労務職採用再開、ごみ収集業務検討委員会、空き缶持ち去り事件、再生エネルギーなどについて質疑を展開しました。

それにしても暑かったです。もうクールビズにしなあきませんよね。でも、明日とあさっての用事はスーツを着用しなければならないので、悲劇的な暑さに耐えなければなりません。大丈夫かなぁ〜。(泣き言を吐いてもムダですけどね・・・・)

なお、3月に東京で開催された議員有志のワークショップで千葉県流山市の議員さんと語らったのですが、議会の閉会中に開催される常任委員会で「一般質問」ができるのは実に珍しいのだそうです。

私たち京都市会議員は当たり前のように、毎回の常任委員会で一般質問しているのですが、他都市では滅多に無いということで、その議員さんから羨ましがられたことを思い出しました。曰く、「理事者も鍛えられるが、議員も成長できるシステムですね」とのこと。

5月21日の常任委員会で「交通安全基本条例」提案議員として共産党委員からの質問に答弁に立った経験から、周到に準備して何を質問されても詰まらないように委員会に臨んでいる理事者の苦労の千分の1くらい理解できました。

せっかく、他都市の議員さんが羨ましがられるのに、委員会で発言しないのはホンマもったいないですわね! 周到に真摯に研さんに励んで、京都活性化に資する議論を展開するよう、頑張っていこうと思います。


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