京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

4月度くらし環境委員会

2013年4月9日

4月9日10時より、市会第2会議室でくらし環境委員会が開会され、大道義知副委員長(南区)、久保勝信委員(山科区)とともに出席しました。

新年度最初の常任委員会。各局の理事者紹介と総括的な事務事業説明がありました。くらし環境委員会は、環境政策局(地球温暖化・ごみ減量など所管)と文化市民局(文化芸術・スポーツ・市民生活などを所管)の政策を担当します。

市民の暮らしに直結する部門であるとの自覚に立って、“市民の目線”で政策を提言していく決意です。

第1回目の委員会ということもあり、多くの委員は発言を控えておられたようですが、私は遠慮という言葉とは無縁のずーずーしさが取り柄。(誠実かつ謙虚に市民の声に耳を傾け、研さんに励みますが、議会ではがんがん突っ走ります!) なので、一般質問では各局に対して各々30分以上かけて質疑しました。

環境政策局には、以下の点を論じました。

1. 電気料値上げは市民生活に影響が大きい。京都市として関電に積極的に声を挙げ、市民の立場で意見を述べるべきである。
2. 家庭生ゴミからエタノールを精製する「都市油田事業」が注目を集めている。京都ならではのエネルギー政策として、大いに拡大してはどうか。バイオマスも重要なので力を入れてもらいたい。
3. 事業所のごみ廃棄対策が空転してはならない。効果を発揮するためにも、きめ細かな実態調査を実施するべきではないか。
4. 路上に放置されている犬猫のふん尿の対策は市民の生活環境にとって重要。各局横断で全庁体制をとって進めてもらいたい。

文化市民局には、以下の点を論じました。

1. 京都市美術館について、市民から夜間も鑑賞したいとの声が寄せられた。近隣の京都国立近代美術館が春から秋にかけて金曜日に午後8時まで「夜間開館」しているので、京都市美術館も金曜夜間の開館を実現するべきではないか。
2. 今年の京都マラソンは、トイレが少なく長蛇の列だったので、ランナーの負担が大きかった。コース選定を含め、ランナーやボランティアの声を積極的に求め、改善を図っていただきたい。
3. 自転車走行マナー向上問題は1つ1つの課題に丁寧に取り組んでいくべき。特に就学前児童対象の親子自転車教室を、地域行事等とタイアップして推進していくべきである。
4. DV相談窓口が本格開設されたが、実状に即した施策展開が大事である。

いずれも、理事者から前向きな答弁がありました。今後も粘り強く議論を重ねて、クリエイティブな政策として昇華させていこうと決意しています。

以下は、かつてこの市会だよりの欄で記述した文章ですが、今の私の赤裸々な思いですので、自らに言い聞かせるつもりで、再録いたします。

――「京都市を、もっともっと良くしたい!」「市民の暮らしを守りたい!」という想いが頭から離れません。体がいくつあっても足りないくらい多忙ではありますが、真剣の二字で時間をやりくりし、全力疾走してまいります。


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