京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

まちづくり委員会現地視察

2013年1月10日

1月10日午後1時より、市会まちづくり委員会で現地視察しました。場所は、伏見区と宇治市の境目にある京都大学防災研究所宇治川オープンラポラトリーです。

はじめに研究室で講習を受けました。全国各地で繰り返される水害を分析し、実験を重ねて対策を研究しておられます。一昨年の本会議代表質問で「ゲリラ豪雨対策」を取り上げたので、重要性を深めて参加することができました。

1時間に50mmの雨量は、「バケツをひっくり返した」という形容詞から「滝のように」となります。80mmを超えると「息苦しくなるほどの圧迫感と恐怖を感じる」とのこと。

講義の後、実際に実験棟を巡り、視察しました。都市の氾濫水害は、地下街への浸水が大きなテーマです。階段の昇降やドア開閉の実験を、何人かの委員が長靴に履き替えて実際に体感。(私は右足を負傷しておりパスしました)

実際に地下街の縮小模型を作り上げてのきめ細かな実験が展開されておられ、関係者の御努力に敬意を表しました。お聞きすると、鴨川だけでなく、「天井川」である紙屋川への対策も重要とのこと。

現地視察は大事ですね。安心安全のまちづくりの施策に生かしていこうと、あらためて決意しました。


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