京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2012年の大詰めも大忙し

2012年12月27日

今年は年末ギリギリまで市役所です。

12月25日は振替休日の翌日ですが、上程された予算案や条例案の賛否を協議するとともに、会派の代表として意見書調整に奮闘しました。

19日付の市会だよりで、第2小委員会での議論を紹介しましたが、第1小委員会では災害復旧事業の農林業に関する分と、京都市体育館(ハンナリーズアリーナ)大規模改修についての予算を審議。

常任委員会に付託された議案は、京都市実費弁償条例の一部改正、京都市環境影響評価の一部改正など。追加で、京都市教育委員会委員と人権擁護委員の任命も議題にあがりました。

自民党議員団から提案された「京都市清酒の普及の促進に関する条例」も会派内で真剣に議論を重ねました。政策条例を議員が提案することは議会活性化にとって重要であり、心から敬意を表するものです。

そのうえで、「条例提案にあたって幅広い市民から意見を求めるべきではないか」「清酒以外の伝統産業の普及はどうなるのか」という指摘ももっともであったので、会派として付帯決議を提案しました。

その結果、すべての議案について公明党議員団として賛成するとの結論に達しました。また、自民党と共産党から提案された2つの意見書にも賛成しました。我が公明党議員団は毎回の議会に意見書を提案していますが、今回は衆院選挙のため準備が整わなかったため見送りました。2月議会までに研さんを重ね、他都市等とも連携をとりながら“公明党らしい”と言われるような意見書を考えていこうと思っています。

上記の議員提案条例や付帯決議、意見書の内容については、下線部をクリックしていただければ、京都市会HPの該当部にリンクしますので、関心のある方はご覧ください。

26日の本会議は、慌しい中にも爽やかな雰囲気で行われたような気がします。(・・・・衆議院選挙に勝利したからかな?)多くの議員さんたちは、本会議が終わるとお役御免。「良いお年を」との挨拶で地元へ戻っていかれました。

しかし、私は市会改革推進委員会に復帰したため、曽我議員(伏見区)、湯浅議員(右京区)、平山議員(西京区)とともに27日に開会された委員会に出席。議会基本条例骨子について議論を重ねたのです。

特に、議会報告会の開催については推進意見と慎重意見が交わされ、文字通り賛否両論で結論でない状態。議会活性化のモデルケースのような闊達な「議員間討議」の一員になれたんだなぁと実感しました。

大事な案件ですので、中途案派な妥協は許されません。いくら勉強しても足りないくらい奥の深いテーマです。議員団室に戻ってからも、4人の意見交換は延々と繰り広げられました。(おなかもだいぶ減りましたよ、ええ・・・・)

市民の期待にこたえ、開かれた議会に改革していくために、年末年始を返上して役割分担して頑張ることとなりますが、ホンマ、やりがいがあります。上部に掲載の写真(左)も、なんか嬉しそうでしょ?

これで終わりではなく、明日(28日)も市役所へ登庁しなければなりません。議員団室の電話当番に当たっているのです。ぐすん・・・・。ついに、机に積まれた書類の山(写真右)を整理する日がやってきたのだ――と気を取り直しているところです。

市政報告レポート「吉田たかお通信」などの準備をしたり、年末年始の計画をたてているなか、夕方になって凄いニュースが飛び込んできました。竹内譲衆議院議員(京都本部代表)が、財務省政務官に就くことが決定したのです!

上京区選出の京都市会議員として活躍した竹内議員が、政府の中枢省庁の政務三役という重責を担うこととなり、こんな晴れがましいことはありません。地元の皆さんも喜んでおられるでしょう。

激動の2012年も大詰め、これからも波乱万丈の激闘が続きますが、勇気凛々で頑張ってまいります。今後とも、いっそうのご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。


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