京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

8月度まちづくり委員会

2012年8月9日

8月9日10時より、市会第2会議室でまちづくり委員会が開会され、青野仁志副委員長(中京区)とともに出席しました。

“癒し系”キャラの青野さん。「いつも良い質問をしたはるので勉強になるわぁ」と褒め上手なので、単純な私は調子に乗って「頑張ります」と笑顔満開。このツーショットはいかかですか? 2人の温度が伝わってると思うんですけど・・・・。

委員会では、都市計画局から、「東大路通り整備構想に対するパブリックコメント」と「宿泊施設に対する防災査察の結果」について説明があり、私は以下の点について質疑しました。

1. パブリックコメント(市民意見募集)に対して京都市以外にお住まいの方から321件も声が寄せられている。(全体の19%)東大路への関心が大きいことの証左なので、整備の推進のためにも市外あるいは府外から観光に訪れた方からの生の声を重視するべき。ホテルや観光スポット、バス停などに専用ボックスを設置するなどの工夫をしてはどうか。
2. マイカーの流入を抑制する「パークアンドライド」や、「自転車シェアリング」が重要である。関係団体等の知恵を活かす姿勢で観光都市京都の活性化をすすめていくべき。

午後からの建設局への一般質問では、「自転車レーン」について徹底した問題提起をしました。市が3月に策定した「自転車通行環境整備プログラム」で示された基本方針をもとに、私が半年がかりで現地調査を重ねた知見を踏まえた議論を展開したのです。

具体的に論じた項目を下記に列記します。

1. 24年度の自転車レーン計画(烏丸と御池通り)の具体的な着手の時期。
2. カラー舗装は統一性を重視し、他の箇所と同じ「べんがら色」で良いのではないか。
3. カラー舗装は交差点で途切れると利用者の混乱を招くので連続させる方が良い。
4. 車道との境に白線を引き、一方通行の矢印も分かりやすく設置するべき。
5. 25年度以降も走行環境整備を継続していかなければならない。自転車事故の割合が府域で最も多い上京区でも具体的な設置計画を推進していくべきではないか。

7月20日にNPO自転車活用推進研究会に参加し、様々な貴重な知見を学びました。具体的な施策展開は、一瀉千里にはできませんが、明確な長期ビジョンのもとで、段階を踏んだ着実な推進が不可欠です。その決意で、24年度の自転車レーン整備とそれ以降の計画について論じました。

理事者からも、頼もしい答弁が続きました。研さんに励み、遠慮せずにあるあらゆる場面で積極的に議論を重ね、言うべきことを言い続けることが進歩の鉄則であると改めて実感したので、これからも頑張ってまいります。

暑さを吹き飛ばして、よしだッシュ!!


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