京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

6月度まちづくり委員会−2

2012年6月21日

6月21日10時より、市会第2会議室でまちづくり委員会が開会されました。青野仁志副委員長(中京区)はやむを得ないご事情で欠席。「青野さんの分も」との想いで頑張りました。

前回同様、上下のスーツ姿でバッチリ決めたのですが、やっぱり暑さでペースダウン。午後はクールビズに切り替えました。(いくら気温が下がったといっても梅雨時はあきまへんなぁ・・・・)

都市計画局から、「京都駅南口駅前広場の整備計画」について説明があり、私は以下の点について質疑しました。

1. タクシー乗り場と降り場を分離して交通の円滑化を図る計画は高く評価するが、安全対策を現場に即して充実する必要がある。観光バスや夜行バスの専用ゾーンのきめ細かな対策も重要。
2. まちかど駐輪場が計856台に拡充することは、放置対策がすすむので歓迎したい。地下機械式の最新技術の導入もGOOD。自転車と歩行者を分離する走行空間を整備するとともに、駅までの周辺道路の安全向上も取り組むべきである。

次に、「都心部の細街路における歩くまちゾーン」の実証実験についての報告については、行政担当者の努力に敬意を表しつつも、通学路で声かけ活動を持続されている交通安全団体やPTAの皆さんを始め、地元の方々からの“ナマの声”を重視するよう訴えました。

通学路の安全対策に大きな関心が集まっている今こそ、交通安全の施策を「タテ割り」を乗り越えて推進するべきであると論じました。堀池交通政策監が自ら答弁に立って決意を述べていただいたので、今後に期待大です。

午後の建設局への一般質問では、自転車の重要課題について質疑しました。

1. 自転車等駐車対策協議会を傍聴したが、駐車問題に限らず「マナー向上」や「走行環境の整備」についての意見が多かった。タテ割りを超えた自転車総合政策推進のため、組織整備を含めた本格的な取り組みに着手するべきではないか。
2. 自転車レーンをはじめとする「走行環境の整備」は連続性が大事なので、中途半端にならないようビジョンを明確にするべき。市民の声を集約し、合意を積み重ねる地道な作業を重視していただきたい。

公明党議員団が議員提案した「京都市自転車安心安全条例」については、策定までは頑張ったが、その後は行政に「お任せ」するような態度であっては、何のための議員提案なのかわかりません。その決意で、制定後の施策が着実に推進できるよう議論を重ね、具体的な課題を提起しています。

建設局はじめ、市の担当者の皆さんの真摯な熱意も伝わってきていますので、これからも「二元代表制」の象徴的な施策になっていくよう、切磋琢磨して頑張っていこうと決意しています。やりまっせ〜っ!


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