京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

今年度初のまちづくり委員会

2012年4月26日

4月26日10時より、市会第2会議室で今年度初のまちづくり委員会が開会され、公明党市会議員団からは青野仁志副委員長(中京区)と私が出席しました。

まちづくり委員会は、都市計画局と建設局が所管。歩くまち京都の推進や防災・減災の都市基盤整備、自転車走行環境や空き家対策などなど、以前から真剣に研鑽してきた重要な施策を担う部門なので、気合十分です。

各会派の委員たちも、いずれ劣らぬ論客ぞろい。良い意味で切磋琢磨して議論しあい、京都活性化に貢献できそうです。やりまっせ〜っ!

午前中は、都市計画局の理事者紹介と事務事業概要の説明の後、公共交通を促進するための駐車場規制についてと「ゼスト御池」リニューアルについての説明があり、各委員が質疑に立ちました。

私は、利用者の視線を大事にすることと、縦割りの垣根を越えた若手職員のフレッシュな熱意を重視するべきと訴えました。赤字続きの御池地下街が畢生の起死回生をスタートする大きなきっかけになると確信します。

先日の地ビールフェスタが大盛況だったのですから、いろんなことをやってみる価値は十分のはず。FMラジオの公開放送の招へいや、B1グランプリの上位入賞チームを招いた即席グルメ屋台など、従来の枠にとらわれない柔軟な発想でガンガンやりましょう!――と呼びかけました。・・・・皆さんはどう思われます?

さて、お昼一番からの一般質問も活気があふれ、6名の委員が手を上げました。私は四条通りの自転車走行問題を論じ、マイカー優先の現状からの意識改革の重要性を強調。具体案として、四条通りの烏丸〜河原町間の地下道や、鴨川遊歩道沿いの七条〜今出川間に自転車走行レーンを設置してはどうかと提案したのです。

建設局に入れ替わったのが3時前。多彩かつ活発な議論で時間がすいすいと過ぎていきます。不祥事問題や有料駐車場設置事案についての報告には、質疑することをじっとガマンしました。だって、しゃべりすぎになりますがな!

でも、次の河川整備方針報告については、辛抱しきれずに挙手。増水時の安全対策や不法投棄問題への取り組み充実を求めました。他会派の委員さんたちから「また言うんでっか?」的な視線を浴びましたが、「まっ、えーんちゃいますぅ」的に笑顔を送り返しました。

最後の一般質問に入る頃は、すっかり夕方に。早朝からのぶっ通しで各委員が疲労と戦うさまを見て、中村委員長(自民)が「質疑される各委員はテンポよく、的確かつ簡潔にお願いします」と異例の要請を、挙手した6名に訴えました。その中に私もいたことは言うまでもありません。

自分の番になって、立ちあがるなり微笑みを浮かべ、「当初は4点の質問を予定していましたが、委員長の御指導を真摯に受け止め、2点に絞らせていただきます」と先制パンチ。各委員も苦笑いで、「どうぞ〜、最後やし、頑張ってや〜」と応酬してくれました。

上七軒通りの電柱地中化事案については、今年度中にすべての工事が終了する見通しであることを確認することができました。また、私道整備助成制度の充実についても、従来範囲に入っていなかった袋路地域も支援するように要求。前向きな答弁を勝ち取りました。

最後の締めくくりに、「長年希望し続けていた、まちづくり委員会に入ることができたので、1年間地道に誠実に、遠慮せずに頑張りますので、よろしくお願いします」と挨拶すると、行政側の方々は複雑な表情でした。(やっぱりね!)

5月以降も、研鑽を重ねて有意義な論戦を展開していきたいと決意しています。読者の皆さんの期待にこたえ、京都市発展に貢献することを念願しています。ご意見ご要望やご叱声を頂けたら、これほどうれしい事はありません。

よしだッシュで頑張ります!


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