京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

11月度定例議会が閉会

2011年12月12日

平成23年11月定例議会の会期中の12月7日、公明党市会議員団は門川市長を訪れ、24年度予算編成に関する要望書を提出しました。

163項目の政策(重点50項目、新規41項目を含む)に対し、市長は「来年は京都市財政にとって重要な年です。政策創造集団公明党の皆さんのご提案をしっかりと学んで、予算の編成に生かします」と決意を表明されました。

8日からの2日間は、京都市立芸術大学の大学法人化に伴う諸手続きに関する条例案など市長提出議案の賛否を検討するとともに、国に送る意見書案についても、活発に議論を交わしました。私は議員団の幹事として、会派を代表して他会派と折衝。

公明党が提案した6つの意見書案のうち、「災害に強い日本の構築に向けた社会資本整備を求める意見書」は共産以外が賛成、「国民生活の安心と向上を図る各種基金事業等の継続を求める意見書」は民主だけが反対。「円高から中小企業を守る対策を求める意見書」は京都党が反対と、紆余曲折はありましたが、誠実な議論の末、無事合意に達しました。

こうして、12月12日10時より開かれた京都市会最終本会議で、追加議案を含む35件の議案が可決成立したのですが、地域政党と無所属会派が「行革推進プロジェクト」を立ち上げ、技能労務職採用再開に異を唱えて新たに「条例案」を提出。2月議会がややこしくなりそうです。

ポピュリズムでは徒らに混乱するだけです。市民生活に役立つ政策をきめ細かく議論することが大事ですから、正々堂々と言うべきことを言っていこうと思っています。

昼休みの時間を使って上京区選出議員が集まり、堀川活性化プロジェクトについての意見交換した後、午後1時より議員団で取りまとめる政策提言の大詰めの議論。平山政調会長(西京区)が大活躍です。

その後は、市会改革推進委員会で論じられた様々な課題を協議しつつ、多種多様な市民相談の解決のために奮闘。その合間を縫って、来週からの宮城県出張の諸準備や20日出版予定の書籍の件で大忙し。

クタクタですが、充実感で爽やか気分です。手ごたえある毎日を送れることに感謝しなあきませんよね! 議会が終わっても、やるべき仕事は山積み。全力疾走でダッシュします。


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