京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

決算委員会局別質疑

2011年10月14日

市民の皆さんの貴重な税金が、どのような政策に結実したのか、財政健全化にどれだけ貢献できたか――について、シビアに検証する場が、決算委員会です。

私自身、京都市活性化に役立つ決意を胸に秘め、どこまでも市民感覚で、具体的な疑問点を洗い出していくとの決意で、頑張ってまいりました。

初日の7日は消防局への質疑。私は、総合的な「危機管理」を推進するために重要な課題を質しました。

1. 備蓄物資がいざという時に効果的に運用されなければならない。北区の山間部が「陸の孤島」とならないよう、現在の計画を見直すべき。乾パン中心からアルファ化米の比率を増やす必要がある。
2. 危機管理の拠点としての役割を担う市民防災センターの存在が重要となってくる。館内の設備を充実するとともに、市民啓発の取り組みであるDVD貸出事業や出張講習に力を入れるべき。

11,12日は交通局への質疑でした。私は2日目に登壇し、財政健全化への険難の道を歩む決意を共有するべく、2点を訴えました。

1. 駅ナカビジネスの進捗が、市民ぐるみの公共交通優先のまちづくりをリードするので、現場感覚と市民目線を忘れず、徹底したサービス向上をはかるべき。増客の取り組みも、各駅が切磋琢磨して競い合う中で創意工夫が進展する。
2. 市バス事故を根絶するためには、何度も事故を繰り返す運転手への的確な指導を行うべき。事故削減目標がネガティブであってはならない。各営業所が連続無事故日数を競い合うべきではないか。

13,14日は、上下水道局への活発な政策提言が展開されました。私も手を挙げ、「災後」という転換期の政策を提案しました。

ライフラインの耐震化が不可欠。土壌や活断層を綿密に分析し、優先順位を明確にした取り組みが重要である。

浸水対策を充実強化するべき。地下街総点検など着実な現場の知恵をふまえた着実な対策を進めるべき。

広報広聴を重視し、市民あげての活性化のために、智恵を糾合して具体策を推進するべき。

安全面を最優先し、蛇口から出る水道水への信頼感を高めるべき

いずれも、理事者からは前向きな答弁が出ました。“政策創造集団”公明党の真骨頂を示すことができました。京都財政が大きく巻き返していくための、大きな第一歩を記したと確信します。

京都の未来を照らしゆくためにも、研鑽に励んで、有意義な政策提言を重ねていくと、改めて決意できました。

よし、だッシュで走ります!


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