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7月度市会改革推進委員会

2011年7月15日

7月15日、祇園祭の宵々山の暑い1日――。市会第5会議室で市会改革推進委員会が開催され、公明党市会議員団からは曽我修副委員長(伏見区)・湯浅光彦委員(右京区)・平山賀一委員(西京区)と私が出席しました。

市会議長が金銭トラブルの責任を取って辞任するとのニュースが駆け巡り、波乱のスタートでしたが、委員会では各会派の委員とも良識をもった態度で、不毛な党利党略を仕掛けることなく、市会改革への熱い議論を展開。

前任期からの懸案であり、9月議会までに一定の結論を出す必要があると合意された5つの案件について、各会派が意見を述べ、それに対しての意見交換がされました。先進的な地方議会で実施されている「議員間討議」が、すでに今の段階で繰り広げられている――と、誇らしい気持ちで参加していました。

5つとは、「交渉会派の基準5名を見直すかどうか」「会派の基準を2人以上から1人に変更するかどうか」「本会議の会派発言順位を見直すかどうか」「本会議の一般質問を拡大するかどうか」「会議録作成部数を経費削減で見直すかどうか」という点です。

議員にとって最重要な場の1つである「本会議代表質問」のあり方に関連するものについては、従来のままでよいか見直すのか、意見が分かれるところです。各委員の意見交換は、かたくなに現状追認を主張したり、逆に感情的な否定を述べたりすること無く、節度ある態度であったと感じました。さすが、伝統と見識を誇る「言論の府!」

私も手を挙げ、「1人会派」についての公明党の意見を述べました。会派という集団に所属するのではなく単独の活動を選択された限り、会派に与えられた権利を付与することは理屈に合わないことを主張しました。同時に「反対ありき」ではないことも申し添えたところです。

次回(8月17日)に、一定の結論を出すこととなりました。次のステップは、いよいよ議会の「見える化」に向けた本格的な具体論の協議になりそうです。ワクワク!

また、時間の合間を縫って、“政策創造集団”を標榜する公明党らしく、政務調査を重ねていますが、学べば学ぶほど奥が深いと実感。うーん、やり甲斐があります。読者の皆さんの報告できるよう、頑張ってまいります。乞うご期待!


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