京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

5月度補正予算を質疑

2011年5月19日

5月19日10時より、市会第5会議室で予算特別委員会の第3分科会が開会され、公明党市会議員団からは大道義知委員(南区)・井上教子委員(下京区)・津田早苗委員(伏見区)と私が出席しました。

今年度から、普通予算と公営企業予算とを分けずに予算審議を一元化し、3つの分科会で質疑する形式となり、私たちは被災地支援・防災対策等の重要課題について、消防局に質問。

他の会派委員からも積極的な議論が出され、夕方遅くまで続きましたが、公明党は「追求型」ではなく「提案型」の質疑を展開。大道委員は「原発は他人ごとではないので、積極的な対策が不可欠」と訴え、津田委員も「被災地から転入された方へのきめ細かな心のケア」の重要性を指摘しました。

私はラストバッターとして、下記の3点について問題提起しました。

1. 東日本被災地に備蓄物資を送った分を補充するにあたり、備蓄場所の耐震化について「想定」を再度見直し、地域性を重視してきめ細かく進めるべき。
2. 心の健康増進センター、子どもの心相談窓口を拡充するにあたり、効果を出すためにも、「待ち」の姿勢ではなく、情報を集めて積極的ケアを進める必要があるのではないか。
3. 防災総点検会議のあり方について、3つの検討部会で綿密に協議することは大事だが、意見が存分に尽くせないような中途半端な消化不良になってはならない。同時に、検討状況等の情報を迅速に公開し、市民意見を協議に反映させる必要が大きい。

市民の命を守り、地域の安心安全をすすめるため、「防災」は非常に重要な政策課題です。大事な税金の使い道を審議するにあたって、素朴な市民目線が大事と決意し、時間ぎりぎりまで当局にくらいつきました。

市民の皆さんの関心も大きいです。これからも積極的に情報を求め、建設的意見をどんどん発信していこうと思っています。

さて、23年度に所属する常任委員会は、交通水道消防委員会となり、防災・水道・交通の分野を担当することになりました。同時に、その委員長の重責を担うことになったのです。ドキドキの毎日ですが、全力で頑張ってまいります。

また、議員団も新体制に。谷口弘昌議員(伏見区)が団長に、曽我修議員(伏見区)が代表幹事に就任されました。私も幹事の大任をおおせつかり、議員団を代表して市会改革を進める市会運営委員に加わることとなりました。

活気ある京都の未来を目指し、全力疾走で頑張ってまいります。いっそうのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

よしだッシュ!!


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