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2月度定例議会後半レポート

2011年3月15日

2月22日から始まった2月度定例議会は、22日間の会期を終え、3月15日に最終本会議を迎えました。

本会議では、冒頭、東日本大震災の犠牲者を悼んで黙祷を捧げました。その後の登壇者も、お見舞いの言葉を述べてから本題に入るなど、厳粛な雰囲気で議事が進行。

慎重審議した京都市23年度予算は、賛成多数で可決成立。犯罪被害者を支援する条例や市立病院独立法人化に伴う条例改正などを含め、112の議案が成立しました。

一般会計予算には平山賀一議員(西京区)が、公営企業予算には曽我修議員(伏見区)が、それぞれ賛成討論で登壇。厳しい財政状態にあって、縦割りを克服して縮減を断行したなかで、子育て支援と高齢者福祉に力を注いで、希望を見失わない予算を編成したことを評価し、賛成した理由を論じました。

私も登壇し、「子どもを共に育む京都市民憲章の実践の推進に関する条例」についての会派の議論の経過と賛成した理由を説明。条例制定がきっかけとなって、子どもを取り巻く喫緊の課題への迅速な具体策が進むと期待しておられる市民の期待に答えるべきと論じました。

15日の本会議の模様は、数日後に市会ホームページのインターネットで録画放映されます。私の賛成討論の模様は、本ホームページの「議会中継」にアップの予定です。ご覧ください。

さて、前回の市会だよりは、4日までの前半戦のレポートでしたが、7日の週からは市長や副市長への総括質疑。7日は公営企業の予算に関して、10日は普通予算について、それぞれ総括質疑が行われました。

その合間の9日は、各常任委員会に付託された条例案を審議。教育福祉委員会では盛りだくさんの内容で、夜の8時過ぎまで熱く議論が交わされました。クタクタですが、やりがい十分です。

10日の普通予算市長総括質疑では、私は全体の19番手、公明党のラストバッターとして登壇。直前に飛び込んだホヤホヤのビッグニュースも追い風になり、充実の質疑を展開できました。

詳しい質疑の内容は、後日「吉田たかおの上京大好きブログ」のMyOpinionにてアップします。また、京都市会ホームページのインターネット中継でも録画放映されますので、本ホームページの議会中継にもアップできると存じます。

週末から週初めにかけて、議員団会が断続的に開催され、議案を慎重に審議。文字通りの喧々諤々でしたが、納得の議論で15日の最終本会議を迎えたという次第です。

なお、本会議終了後に、加藤市会議長の呼びかけに答え、超党派の有志議員と共に四条河原町で、東日本大震災の被災者の皆さんへの義援金活動に参加。

超党派で、敵味方関係なく、被災地支援に力を合わせていこうという、心意気を示したもので、大きな意義があると確信します。

歴史的な大災害に見舞われた日本の再生が、これからの大きな課題です。不毛な党利党略の権力闘争ではなく、生活に身近な存在である市会議員として、市民のために役に立つ政策を、1つ1つ具体的に実現していくことが大事と実感し、ダッシュしてまいります。


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