京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2月度教育福祉委員会質疑

2011年2月9日

2月9日10時より、市会第2会議室で教育福祉委員会が開会され、公明党市会議員団からは谷口弘昌委員(伏見区)と私が出席。大切な教育問題について議論を戦わせました。

私は一般質問で、下記の2点について質問。

まず、図書館利用者の利便性向上をはかるため、現在、地下鉄市役所前駅と京北町支所にある「図書館返却ポスト」が好評なので、他の駅にも増設してはどうかと提案。具体的に推進する旨の答弁を引き出しました。

次に、多くの子育て世代のお母さんから、小中学校で2学期制と3学期制が混在していることへの疑問が寄せられていると紹介。教育委員会の見解を質しました。

国の方針に従って、京都市では2学期制を原則導入しているが、長期休暇前の段階で児童生徒や保護者にきめ細かな対応を取っている学校もあり、それが3学期制と受け止められているのではないかというのが、教育委員会の見解です。

つまり、各学校が2学期制と3学期制を任意で選択しているのではないとのこと。学習評価といっても、きめ細かな生徒への指導が最も重要です。各学校での裁量と工夫は当然ですが、その上で、保護者の皆さんから疑念をもたれるような混乱の無いよう、申し入れました。

週5日制や2学期制については、多くのお母さんたちから様々な声を寄せていただいています。現在の制度についても、多角的に検証して、より実効性あるものへと見直すことも重要ではないでしょうか。

上記の問題提起をさせていただきましたが、たくさんの方々が、私に期待して、切実な“生の声”を寄せて下さっていることに、感謝の気持ちが溢れる思いです。

京都の未来にとって、教育の充実が大きな意味を持つことは論を待ちません。市民目線の議論を展開していけるよう、研さんに励んでいこうと、改めて決意しました。

よしだッシュ!!


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