9月2日11時、公明党京都市会議員団は市役所3階の市長室を訪れ、門川市長と意見交換会に臨みました。
9月定例市会に、“地方議会の議員立法”である議員提案政策条例『京都市自転車安心安全条例案』を提出することが正式に決定したので、市長と直接対話する機会を設定していただいたのです。
席上、大道議員団長(南区選出)から挨拶。地方議会改革のうねりをこすため、議員提案の条例を産み出した熱い想いを語りました。
次に、政調副会長である私が、条例案を概略説明。緊張しましたが、手際よくできたみたいです。(終了後に先輩方から「よかったで」とフォローがあったので・・・・)
強調したのは、市民の命を守るという点と、高齢者と学生が共生する街である京都の前進に貢献したいという点の2つです。
あわせて、京都府にも自転車の安全利用に関する条例があるとは言え、住宅密集地と商店街、一方通行の道路や細街路が多く、海外からの観光客を受け入れている京都市の地域特性を考えた本格的条例を目指した経緯も述べました。
また、条文も「議員提案」の意義をこめ、難解な法律用語が多いもの(別名「お役所ことば」)にならないような市民目線の工夫をしたことも紹介。
門川市長は、「政策の党・公明党の提案される条例がどんな内容か、楽しみにしていました。期待を大きく上回るものですね」と、ちょっぴり(あるいは“かなり”)お世辞の混じったお褒めの言葉がありました。
手前味噌ではありますが、出来上がった内容は、苦労の甲斐があって、どこに出しても恥ずかしくないものになったと自負しています。
他の会派がどのような反応を示すのか見えない状況ではありますが、誠意を持って議論していくなかで、9月議会での成立を目指すことを表明しました。
午後からは、パブリックコメントの整理・集計などの作業で、ぎゅうぎゅう詰めの状況ですが、最終盤の正念場なので、頑張っていきたいです。
読者の皆さんのご指導・ご鞭撻を、よろしくお願いします。