京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

1月度交通水道委員会質疑

2010年1月8日

1月8日10時より、市会第2会議室で交通水道委員会が開会され、私も柴田章喜副委員長(左京区)、日置文章委員(北区)、平山賀一委員(西京区)とともに参加しました。

2010年があけて早々の委員会。いつも以上に新鮮な気持ちで臨みました。やるでぇ〜ってな感じです。

理事者から、1月6日午後4時過ぎに発生した鳥羽水環境保全センター火災事故について詳細の報告があり、それについての質疑がありました。

新年早々気分の良くない議題ですが、市民の命をになう施設の安全管理は、大変に重要です。各委員から活発な質疑があり、私も下記の点を論じました。

1.

出火から通報まで7分かかったことを検証すべき。初期消火や通報のあり方は、今後の重要な教訓になるのではないか。

2.

火災原因が、作業中の冷却処置が不十分であったことを重視し、安全への意識を徹底する必要がある。

3.

コスト削減を追求するあまり、安全面がおざなりになってしまえば、本末転倒である。事前の計画や準備、入念な打ち合わせを徹底するべきである。

いずれにしても、爆発が起こったり、ケガ人が出たりしなかったのは、不幸中の幸いでした。また、水質保全施設の処理機能への影響も無いとのことで、懸命の消火活動に従事された関係者には、敬意を表するものです。

同時に、冷静かつ真摯な検証を怠ることは許されないと思います。市民を代表しているとの自覚を胸に、あえて苦言を呈させていただきました。

京都市民の命と生活を守る最大のインフラである水道事業が、ますます充実・発展するよう、今後も市民の目線で提言をしていこうと、あらためて決意した次第です。

激動の2010年――。未曾有の財政危機を克服するべく、真剣に研鑽を深めてまいりますので、読者の皆さんの忌憚の無いご意見・ご提案をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。


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