京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

12月度交通水道委員会質疑

2009年12月04日

12月4日10時より、市会第5会議室で交通水道委員会が開会され、私も柴田章喜副委員長(左京区)、日置文章委員(北区)、平山賀一委員(西京区)とともに参加しました。

画像は、市会事務局制作のインターネット中継のモニター映像を、議員団事務員の方に撮影してもらっているのですが、今日は写してもらいませんでした。毎回同じような場面ばかりですので、読者の皆さんも同意していただけると思います。

今回は交通局への一般質問。私も手を上げ、3点について質問しました。

下記に、内容をまとめます。

1.

地下鉄烏丸線竹田駅の駅ナカビジネス実験の総括と、今後の見通しをどうか。地下鉄赤字解消の突破口となるよう、衆知を集めるべき。パークアンドライドの駐車場に竹田駅職員駐車場を期間限定で設置してはどうか。

2.

20年度に全庁の若手職員プロジェクトが提起した中で「婚活」的な出会い補助事業とのタイアップがあったが、地下鉄四条駅改修オープニング時やDoYouKYOTO?事業との連動などで実施すれば、機運が盛り上がるのではないか。

3.

地下鉄構内でお茶会を開催し、母子スタンプラリーと連動させてはどうか。舞妓さんを招へいした事業は産業観光局の伝統産業ふれあい館でも増客の結果が出ている。子どもたちが本物に触れる機会になるのでは。

いずれも、京都市財政危機を克服するために頭をひねった増収増客策の一環です。特効薬とは言えないものではありますが、きめ細かな市民目線の政策を積み重ねていくなかでこそ、大きなうねりになっていくと確信しています。

理事者からは前向きな答弁がありましたので、期待して見守っていきたいです。

国の“事業仕訳け”がマスコミをにぎわせています。私は、地方議会が活性化しないと激流に飲み込まれてしまうのではないかと危惧の念を抱いています。

地方自治体こそ、市民生活に密着した“現場の最前線”です。政策の在り方が問われているのだとハラを決め、市民感覚を研ぎ澄ませていこうと、あらためて決意しました。


←戻る ▲このページの先頭へ