10月22日10時より、市会第5会議室で交通水道委員会が開会され、私も柴田章喜副委員長(左京区)、日置文章委員(北区)、平山賀一委員(西京区)とともに参加しました。
上下水道局から、10月5日に59歳の職員が逮捕された事件についてと、9月14日に発生した山ノ内浄水場の配水管破損事故の原因と対応についての報告がありました。
山ノ内浄水場配水管破損事故については、原因が大きく3つあると分析されていました。1つが設計図面に不備があったこと、2つめが施工前の打ち合わせが不十分であったこと、そして3つめが施行中に問題が発生した際に安易な判断をくだして勝手に作業をしたということです。
いずれも、「思い込み」が根底にあったということですが、大きな事故を起こした後に、その重大性をシビアに反省することは当然であり、今後の予防に生かすべきと思います。
私も手を挙げ、業者側の不手際があるにせよ、それが全てではないはずであるので、行政側の監督責任を深く自覚するよう求めました。
どんな仕事であれ、突発的な出来事が起こったとき、迅速に報告・連絡を入れなければなりません。現場において惰性に陥ったりせずに、良い意味の緊張感をみなぎらせていくべきであると訴えさせていただきました。
午後からは、交通局への一般質問。共産・民主に続く3番手として質問に立ち、下記の内容を論じました。
1. | 地下鉄駅の照明について。導入コスト・維持コストをつきつめ、将来的にはLED導入も視野に入れてはどうか。 |
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2. | 地下鉄構内の広告収入について。柔軟な発想と執念で、営業努力が実を結ぶよう尽力していただきたい。 |
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3. | 地下鉄四条駅リニューアルについて。駅ナカビジネスが成功するよう、店舗計画や誘導経路について民間活力をフル導入すべきである。避難経路も綿密にしていただきたい。 |
活字にしたらエラソーに感じられるかもしれません。不徳の致すところではありますが、深刻な経済危機のなかで懸命に奮闘している交通局の追い風になるように、との思いで発言させていただいたつもりです。
議会開会中ですが、真摯な議論が展開されていました。私自身は未熟ではありますが、市民目線で政策提言ができるよう、研さんに励んでいこうと決意しています。