京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

9月度交通水道委員会質疑

2009年9月18日

9月18日10時より、市会第5会議室で交通水道委員会が開会され、私も柴田章喜副委員長(左京区)、日置文章委員(北区)、平山賀一委員(西京区)とともに参加しました。

上下水道局から、9月14に発生した山ノ内浄水場の配水管破損事故をはじめ、5つの報告事項があり、13名の委員が手を挙げて質問。情報管理を徹底するよう求めるなど、活発な質疑が展開されました。

私は午後に理事者から報告のあった「鳥羽水環境保全センターにおいて発生した死亡事故」について質問に立ちました。マニュアルを充実強化するといっても、現場の作業員さんが負担や不便を強いられたりするだけでは解決になりません。各施設で総点検を実施するよう求め、改善への意見を積極的に取り入れるべきと論じたのです。

交通局へは、下記の3点を取り上げました。

1.

10月に実施される地下鉄利用客へのアンケート調査は、平日のお昼に利用される方を増やすため、主婦層などのニーズをしっかりと掴むべきではないか。

2.

市バス1日乗車券は、一度読み取り機を通した後は提示だけでよいのは、面倒が減ってよいかもしれないが、不正がないように工夫する必要がある。

3.

市バスの行き先表示で、一部の系統が混乱を招きやすい。車庫に入庫するバスに乗り合わせた乗客が不快になるケースがあり、あきらめている人もいると聞く。誠意ある運用を志向してもらいたい。

特に3点目は、実際に私自身も入庫するバスに乗り合わせ、20人くらいの乗客といっしょにいったん下車して、バス停で長時間待った経験があります。私的な憤懣ではなく、公の問題だと思います。(現に、同じような苦い思い味わった人も多いようです)

「待ち時間短縮への連結計画」「行き先表示の明確化」を熱く求めたところ、理事者から前向きな答弁がありました。期待して見守りたいです。

以前から取り組んでいる「駅ナカビジネス」をはじめとする「地下鉄増収計画」については、寝てもさめても頭から離れません。夢に出てくるときもあるくらいです。公営企業決算委員会などで、有益な議論が出来るように情報を集め、政策に昇華できるよう研鑽していこうと決意しています。


←戻る ▲このページの先頭へ