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交通水道委員会実地視察

2009年8月7日

8月7日10時より、交通水道委員会の視察が行われ、私も柴田章喜副委員長(左京区)、日置文章委員(北区)、平山賀一委員(西京区)とともに参加しました。

出発前に、市役所東玄関前に新設されたヒートアイランド対策の新兵器“ミスト(霧)装置”を見学。3度も温度が下がるらしいです。私も霧を浴びましたが、意外にも濡れたりせず、実にさわやかでした。おすすめです。

その後は交通水道委員全員と理事者と一緒にバスに乗り込み、七条西幹線公共水道工事現場へ。鴨川等の雨天時の流水汚濁を削減するため、四条葛野大路から五条河原町をむすぶ広大な幹線下水道工事の根幹となる現場です。

ヘルメットを着用して、地下9mまで下りて行きました。3,000mm口径という巨大スケールの下水道にビックリ。最新工法で曲線部(カーブ)を少ない経費と短い工期で建設している英知に脱帽しました。(ヘルメットはとりませんでしたが)

次に、四条烏丸に移動して、地下鉄四条駅のリニュアール工事の予定現場を視察。地下1階の改札口コンコースと、地下3階のホームの中間である地下2階機械室を改造して、いくつかの店舗を誘致するという、魅力的な駅ナカビジネスの最前線の現場です。

平成22年春のオープンを目指して、本格的な事業計画が練られるわけですが、私が何度も委員会でも求めたこともあり、7月に300人の利用客にアンケート調査を実施したとのこと。庶民の目線を重視した、斬新で効果的な駅ナカビジネスを期待するものです。

現場に足を運ぶことは本当に大事ですよね。今回も、人の流れをスムーズにして店舗への集客が促進するためには、避けて通れない課題が見つかったように感じます。これについては、視察終了後に理事者とも詰めて協議したのですが、民間の知恵の導入により、どの様な計画が立てられるか見守っていきたいです。

私も他都市の実態を現地調査するなど、現場第一で走っていこうと、改めて決意しました。

財政健全化への道は、いよいよ正念場。待ったなしの真剣勝負です。これからも、実り多い提言ができるよう、市民感覚を根本に研鑽を重ねてまいります。

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