京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

6月臨時議会補正予算が成立

2009年6月30日

6月30日、52年ぶりに開かれた臨時議会で審議された補正予算が採決に付され、全会一致で可決成立されました。

国の補正予算成立を受けて提出された306億円の京都市補正予算については、中小企業支援とともに、新型インフルエンザによる風評被害を受けた業界への支援や緊急雇用創出事業の拡充も盛り込まれ、偏りの無い公共事業を含め、大事な施策が実現することとなっています。

また、女性特有のがんを早期発見・早期治療する「がん検診」受診率向上のための、無料クーポン券が7月下旬から郵送されることや、要望の多かった「子育て応援特別手当」第一子からの支給も決定。国と連動した「スクールニューディール」構想も前進しており、大いに期待できるものとなっています。

これらについては、国で反対した共産党も国会の議決を欠席した民主党も、反対する訳にはいかず、全会一致での可決となりました。国で野党が展開する「党利党略」が、市民生活に直結する自治体の現場では、まったく通用しないことが明確になった瞬間ではないでしょうか。

私が所属した公営企業予算特別委員会での採決では、上下水道局と交通局が組んだ予算についても、全会一致で可決成立したのですが、市民から喜ばれる事業展開を求めた付帯決議には、共産党が反対。それに対する理由も表明されないので、理解に苦しむ態度です。

津田早苗議員(伏見区)が賛成討論に立ちましたが、「公明党の言いなりや」という、やっかみのような野次が飛びました。私も参戦し「国では反対してるのに市では賛成するのはおかしいでぇ〜。矛盾しまっせぇ〜!」と声を上げました。ぎすぎすしたりせず、潤いのある論戦が大事ですよね。

閉会中は、現場第一で地域を走り回る予定です。京都活性化のために、市民の生活をまもるために、暑さを吹き飛ばして、全力で頑張ってまいります。


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