京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

6月度交通水道委員会質疑−2

2009年6月25日

6月25日10時より京都市会第5会議室で、交通水道委員会が開会され、私も柴田章喜副委員長(左京区)、日置文章委員(北区)、平山賀一委員(西京区)とともに出席しました。

交通局からは、新聞でも報道された「市バス死亡事故」についての報告があり、各委員から質疑がありました。命が失われた重さをかみ締め、再発防止を強く求めたいと思います。

私は一般質問に立ち、下記の各点の質疑を行いました。

1.

ノンステップバス(低床バス)は、高齢者にとって便利なバスである。運行時間は整備の事情等でまちまちであるが、やり繰りして各系統とも時間の統一をしたら喜ばれるのではないか。

2.

通勤通学のラッシュ時は低床バスを減らし、高齢者の利用の多い昼間に増発するなどの工夫をしてもらいたい。

3.

現在は市バスにベビーカーを持ち込む際はたたまなければならないが、東京のように固定リボンを設置したら喜ばれると思うがどうか。

4.

地下鉄駐輪場の新設はコスト面で大変であるが、このままでは良くない。大阪市営地下鉄谷町線の関目高殿駅のように、専用スペースに設置するステッカーを登録者に配布する手法を導入してはどうか。

5. 烏丸線五条駅は放置自転車撤去地域から外れている。国・府との管轄はあるが、市民感覚では責任のなすりつけ合いに映っている。交通局が責任を感じて建設局と融合し国を動かすべきである。関目駅の事例もあるので道は開けるのではないか。

いずれも、市民の皆さんから寄せられた声や、直接現地に赴き自分の目で確認した課題ばかりです。理事者からも、前向きな答弁がありましたので、期待して見守りたいです。

午後からは上下水道局への質疑。23日に発生した道路陥没について説明があり、私も手を挙げて質問しました。腐食性の土壌が原因とのことなので、データベースに「土壌」も組み込むように求めました。

また、コスト削減等のため7月から水道局の営業所で宿直制度が廃止されることになっており、この制度変更が緊急時の対応に影響しないかを確認。出動態勢の強化を約束してもらいました。

財政健全化への道は、いよいよ正念場。待ったなしの真剣勝負です。これからも、実り多い提言ができるよう、市民感覚を根本に研鑽を重ねてまいります。


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