京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

6月度交通水道委員会質疑

2009年6月12日

6月12日10時より京都市会第2会議室で、交通水道委員会が開会され、私も柴田章喜副委員長(左京区)、日置文章委員(北区)、平山賀一委員(西京区)とともに出席しました。

各委員からは、新聞でも報道された外郭団体の余剰金について、市民の理解を得られるよう、誠実に説明責任を果たすべきであるとの声が相次ぎました。不正の温床のようなイメージが先行するのも良くありません。どこまでも市民のためにという視線がぶれてはならないと、あらためて実感した次第です。

私は一般質問の最後に立ち、下記の各点の質疑を行いました。

1.

駅ナカビジネス増収策は、非常に大事である。企画段階から市民の声を積極的に求め、そのつど公開していくべきではないか。

2.

四条駅の改修にあたって、高齢者にやさしい駅に生まれ変わるよう、バリアフリーも検討すべきではないか。

3.

柔軟な発想を生かしたい。例えば、ジューサーバーが好評であるので、対象者のはばひろいニーズをとらえて、季節限定の商品を拡充してもおもしろい。

4.

京都市営地下鉄が進めている視覚障がい者支援は、他都市に誇れるものである。よりいっそう充実してもらいたい。観光客等への積極的な広報も必要である。

5. 地下鉄各駅の改札口近くの案内表示について、近隣の公共施設への誘導がわかりにくい。他都市を研究するとともに、局を超えた全庁的取り組みで案内表示の充実をはかるべきではないか。

いずれも、市民の皆さんから寄せられた声や、直接現地に赴き自分の目で確認した課題ばかりです。理事者からも、前向きな答弁がありましたので、期待して見守りたいです。

財政健全化への道は、いよいよ正念場。待ったなしの真剣勝負です。これからも、実り多い提言ができるよう、市民感覚を根本に研鑽を重ねてまいります。

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