京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

3月度くらし環境委員会質疑

2009年3月12日

3月12日10時より京都市会第5会議室で、くらし環境委員会が開会され、私も曽我修委員(伏見区)とともに出席しました。

予算を審議する定例議会中の委員会であり、3つの常任委員会が同日開会。久しぶりの第5会議室でした。付託された議案のうち、左京区役所移転に関する整備事業契約についての審査では、与野党から地域の声を受け止めるよう要望がありました。曽我委員は説明責任を果たして納得していただくべきと論じました。そのとおりですよね。

請願2件については、いずれも他局にまたがる内容であり、かつ予算委員会で審議されているので、採択しないとの結論でした。陳情は「コミュニティーセンター存続」「シティハーフマラソン中断」「美術館料金値上げ」「交響楽団員の身分保障」というホットなテーマですので、各委員が議論を戦わせました。

私も参戦し、美術館値上げについて論じました。
(1) 駐車料金については値上げは無く陳情者の誤解とのことだが、他の市民からも疑念があっては良くないので、わかりやすい周知を図ること。
(2) 高校生までは無料なので、企画を充実させれば値上げ対象である保護者も喜んで鑑賞するはず。工夫を重ねて、来館者増へ一層の尽力を期待したい。
(3) いつの時代もカネは無いが情熱と無限の可能性はあるのが学生である。「学生割り引き」など、可能な範囲で工夫してはどうか

――などを訴え、理事者から前向きな答弁がありました。期待したいです。

一般質問でも手を挙げ、3つの施策を取り上げました。
(1)
  1. 区役所に設置する総合案内人(コンシェルジュ)の配置を早めると同時に、接客態度向上を強化すべきであること。
(2) 若者自立支援計画推進のため、困難な立場にいる若者の実態を、縦割りを克服してきめ細かく把握するよう、基盤整備に力を入れること。
(3)

中京区役所で展開されている屋上緑化を拡大し、ヒートアイランド対策が全庁挙げた取り組みになるために、各部局の懸け橋となるよう期待。

敬愛する先輩・曽我委員は、「地上デジタル放送」移行に際して懸念される電波障害トラブルを未然に防ぐべきであるとし、国と協働して取り組むにあたっては、どこまでも市民の側に立つようにと論じました。環境局にはバイオ燃料についての大きな視点での議論を展開。いつもながら、スケールが大きいです。うらやましいなぁ。

来週は、各会派で議員会が行われ、予算案や委員会に付託された議案への態度を議論。分刻みの過酷なラストスパートです。頑張るでぇーーーっ!


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