京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

20年度補正予算審議

2009年2月26日

2月26日10時より京都市会本会議場で、代表質疑第2日目が開催。わが公明党からは、柴田章喜議員(左京区)と湯浅光彦議員(右京区)が登壇。21年度予算に組み込まれた市民生活に密着した大事な施策を論じました。

柴田議員は、福祉サービス協会と保育園連盟で勃発した不祥事を取り上げ、波浪の先頭に立って信頼回復を勝ちとるリーダーシップを求めました。門川市長は、徹底して真相を究明し、厳格かつ具体的な改革を早急に実施することを約束。期待して見守りたいです。

また、定額給付金はじめ経済対策の迅速な取り組みと、全庁挙げた強力な環境先進対策の充実を求めるとともに、再編される「まち美化事務所」が市民に親しまれる地域の環境拠点に生まれ変わるよう、ユニークな名前を付けることを提案。さすがです。

湯浅議員は、経済危機を打開するための対策とりわけ「雇用対策」を次代の京都を志向した希望ある事業とするよう提起。市長は、ソフト・ハードともに成果が将来につながっていくような創出事業とする決意を込めて答弁しました。

「ものづくり都市・技術都市としての京都」「地下鉄活用したまちづくり」「自転車走行環境整備」「男女共同参画推進」「父子家庭対策」などのユニークな角度の質問は、公明党ならではの庶民感覚あふれる提案がちりばめられていました。すごかったです。

この2日間の質疑をとおして改めて感じたのは、いつもネガティブな批判を繰り返す野党議員の野次が、今回は拍車をかけてキレが悪かったということなのです。鋭さが感じられません。なんでかなぁ・・・・? 時代を建設しようとする創造力が無いと、表情や態度から希望が失われてしまうものなのかもしれませんね。

25日の昼休みに、市役所近くの書店で『リンカーン演説集』『チェ・ゲバラ日記』などを購入し、時間を見つけて少しずつ読んでいます。歴史を動かす英雄は、イデオロギーを問わずみんな「人間愛」に満ち溢れているのだなぁと、しみじみ感じている昨今です。

100年に1度の危機を克服するため、歴史を画する「グリーン産業革命構想」を太田代表が提唱しました。時代を動かす使命感に痺れながら、真剣の二字で戦い抜く決意です。

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