京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2月度くらし環境委員会質疑

2009年2月10日

2月10日10時より京都市会第2会議室で、くらし環境委員会が開会され、私も曽我修委員(伏見区)とともに出席しました。

予算議会招集直前の緊迫感みなぎる時期ならではの、凛とした雰囲気の引き締まった委員会でした。と言っても、各会派の委員とも感情的になったり声を荒げたりせずに、真摯に議論を重ねていたのが印象的でした。国会で醜い駆け引きが繰り広げられているのとはエライ違いです。

私も、誠実・丁寧を心がけて、4つの視点を論じました。僭越ながら、京都活性化を願う市民の思いを代弁させていただいたつもりです。下記に箇条書きで紹介します。

1.

4月に入学や転勤で転入してこられる方々が、ごみ減量に共感してスムーズに入り込めるよう、分別についての広報を充実すべきではないか。大学やデベロッパー等ともタイアップして、キメ細かく工夫していただきたい。

2.

観光地や繁華街の美化活動を推進するユニークな事業である『友・遊・美化パスポート』を充実すべき。賛同する市民の方々が気軽に協働できるよう、行政区版・市民しんぶん等で丁寧に発信してはどうか。

3.

21年度から導入する斬新な取り組みである環境職採用については、人材育成の方向性を総合力重視で推進するべき。

4.

ごみ収集車の維持管理に着目。安全性・効率性に配慮しつつ、財政危機を克服するために“もったいない”の視点が大事。丈夫で長持ちとの価値観で廃車する時期を再検討するべき。

いずれも、理事者から前向きな答弁がありました。糾弾・追及型ではなく、建設的な提案が大事ですよね。

いま公明党は、未曾有の大激動期を乗り切るべく、『グリーン産業革命』構想を提唱し、経済優先の価値観から地球環境重視に主軸を置く政策転換を訴えています。長期的ビジョンで人類の将来を志向し、どこまでも庶民の側に立った政策を推進していく決意です。


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