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普通決算特別委員会局別質疑(後半)

2008年12月3日

12月1日からの、普通決算特別委員会の局別質疑後半は、私が所属する「くらし環境委員会」の所管である環境局と文化市民局が対象。19年度決算を審議する議題も、いつも論じている内容が多いので気合が入りました。そのせいか、今回は若干堅い目のレポートになりましたが、ご了承くださいませ。

環境局には、まず循環型社会のために重要な「リサイクル」について取り上げました。不用品リサイクル情報案内システムの充実と、拠点回収(蛍光管や乾電池など)のいっそうの推進を訴えました。同時に、レアメタル(希少金属)を多く含んでいる携帯電話機器と入れ歯のリサイクルについても言及。理事者からは他都市実績を研究するとともに本格実施を検討するとの答弁がありました。

また、「ごみ減量」の意識を深化させていくために、行政と市民が共に汗を流して融合する重要性を具体的に提言しました。ごみ減量指導委員やアドバイザーとして活躍された市民の方々と連携を深めつつ、行政側から積極的に地域に入っていくための意識改革が不可欠です。地域ぐるみのごみ減量がいっそう推進するよう、私も今以上に研鑽を深めて、市民の役に立つ議論を展開していこうと、改めて決意しました。

2日は文化市民局。路上喫煙禁止条例・夜間校庭開放事業・文化財保護事業資金融資などについて質問した後、京都市文化芸術創生計画推進を取り上げました。私は、2月29日に開催された同計画を推進するための審議会を傍聴し、各分野の第一線で活躍している委員の方々の意見を生で聞くことができたので、この貴重な経験を生かして「ようこそアーティスト文化芸術とくべつ授業」の柔軟な企画や、文化芸術振興へのソフト面の充実を訴えました。前向きな答弁があったので期待したいです。

3日は各局の決算書類を審査する日でした。分厚いファイルに閉じられた書類の山に丹念に目を通し、気になるテーマを待機している若手職員に調べてもらうなどしました。情報公開は大事ですが、木を見て森を見失うようなことにならないためには、大局観にたった視野と本質を掘り下げる深い洞察が必要だと痛感。まだまだ未熟な自分を思い知った気がします。

ここでお知らせです。5日の市長総括質疑に、私も公明党の3番バッターで登壇することになりました。先輩方の期待を裏切ることなく勉強して、市民の皆さんにお答えできるような質疑を展開していく決意です。当日はインターネットで生中継があります。私は2時から3時くらいの間に登場する予定ですので、関心ある方はご覧ください。録画中継もしばらくしてからアップの予定。京都市会HPを注目してくださいませませ。

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