京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

11月度定例議会はじまる

2008年11月18日

11月18日10時より、定例本会議が開会されました。市長から、一般会計補正予算や自立促進援助金廃止に伴い同和奨学金返済を一部免除する条例案など計51議案が提案されました。同時に、19年度の決算を審議する特別委員会も開催されます。

特に、同和行政終結後の行政のあり方を総点検する委員会で集中的に話し合われた「自立促進援助金」の返還問題については、かなりの突っ込んだ議論が交わされると予想されます。複雑かつデリケートな問題であるため、簡単に結論が出るものではなさそうです。いつにも増して“心血”を注がないといけません。

私の文章はいつも大げさなので、またかとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回はマジ大変なのです。やり甲斐はありますけどね。毎晩10回にわたる総点検委員会の議事録(これが分厚いのですわ・・・・)に目を通しているところですが、容量オーバーのため、何度も行ったり戻ったりしています。もっと賢く生まれたかったよぉ〜〜っ!

いったん本会議が終わった後、午後からは恒例の議員研修がありました。鳥インフルエンザ研究の第一人者・大槻公一京都産業大学教授の講演を学びました。人に感染してしまえば20世紀初頭のスペイン風邪以上の甚大な被害が予測されているとのこと。防疫体制の強化は本当に大事ですね。

なお、20,21日の両日が代表質問です。一部の国会議員が定額給付金に対して、間の抜けた批判を繰り返していますが、生活に密着した地方議会でも同じようなパフォーマンスが展開されてしまうのでしょうか。それとも良識ある議論が展開されるのか。見ものです。

公明党からは木村力議員(中京区)と平山賀一議員(西京区)が、21日午後1時過ぎ頃から質問に立つ予定です。ぜひ傍聴に訪れて下さい。KBS京都でも生中継の予定です。


←戻る ▲このページの先頭へ