京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

くらし環境委員会で質問

2008年7月22日

7月22日10時より、市会第2会議室でくらし環境委員会が開催され、私も曽我委員(伏見区)とともに出席し、暑さを吹き飛ばして、元気いっぱいに質問しました。

いつもと違って今日は、議会の論戦を紹介するので、表現が硬い部分もあると思いますが、市民生活にとって重要な施策が論じられているので、関心のある部分に注目してお読みくだされば幸せです。

午前中は環境局の審議。一般の家庭ごみは、減量に向けて分別などの取り組みが着実に進んでいますが、スーパー、飲食店やオフィスなどの事業系ごみの減量対策はまだまだの状態です。これへの対策を話し合った審議会からの答申が提出されたので、概要を理事者から報告を受けたのです。

ごみ減量化対策は大変に重要で、市民の皆さんの問題意識も大変に高いため、多くの委員から積極的な質問が繰り返されました。私も負けれはいられません。

私が取り上げたのは、業者収集マンションごみの対策です。これは、あまり注目されていないけども実は非常に重要なポイントでして、京都市の現状を質問したところ、業者収集のマンションが8万世帯以上あり、その半分近くがプラとの分別がされていないという実態があるというのです。

学校で友達同士が何気なく会話しているときに「うちのマンションは分別せんでもええねん」というセリフを聞いたら、子どもはどう思うでしょうか。環境教育の上からも、意欲をそぐような不公平感を抱くような現状への変革の意識を深める必要があると訴えました。

そのためにも、真摯に議論を重ねて、市民理解を深めていくための創意工夫が大事です。急進的な取り組みでは拙速となるので、段階的に推進するべきであると論じました。同時に、審議会の答申が出たことで具体的対策への議論が途切れてしまうことのないよう、継続の重要性を指摘。理事者から前向きな答弁がありましたので、見守っていきたいです。

その後の一般質問では、曽我委員が綿密なデータに裏付けられた鋭い議論を展開。メモする手も止まるほど感動しました。本当に勉強になります。そのレベルになるには時間がかかるとは思いますが、あせらず弛まず謙虚に研鑽していくしかありませんわね。

午後からは、文化市民局への一般質問。スポーツ施設・同和問題・DV対策・多重債務などなど、多様な政策課題が議論される中、私もひるまず手を挙げ登壇。京都市動物園活性化について論じました。
 
本年、痛ましい事故があった動物園は、いろんな意味で注目されています。その悲しさつらさから逃げずに、真正面から受け止めて安全対策を充実しゆくことは当然です。そのうえで、ネガティブなイメージを吹き飛ばす明るい話題を提供していただきたい――との想いで夏休みの企画について質問しました。

初めての試みである合同スタンプラリー(京都・大阪・神戸の動物園がタイアップ)や、伝統のサマースクールなどについても、若い世代の関心を引き付ける斬新な発想を創造して果敢にチャレンジするよう提言。意欲的な答弁があったので、本当に楽しみです。

公明党市会議員団は、この夏の他都市調査で、定番の旭山動物園を訪れる予定です。京都活性化に役立てるよう、事前の予習も入念に積み重ねてまいります。

「えらい長すぎるやないかい。もっと短く書けへんのか。あ〜ん?!」というお叱りの声は重々わかっているのですが、未熟ゆえに文章が長引いてしまいます。いよいよのご鞭撻をお願いする次第です。


←戻る ▲このページの先頭へ