京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

終日くらし環境委員会

2008年6月10日

6月10日は、終日くらし環境委員会でした。

当初は昼1時から市内施設の実地視察だけでしたが、9時30分からの文化市民局サービス事業課プロジェクトの出発式に参加させていただくことになり、そのすぐ後から緊急の委員会が招集されたのです。

市役所前広場で挙行された「華やぎ支援事業スマイル21・プロジェクト」出発式は、30度近い暑さの中を14名の職員が元気いっぱいに集い、代表が決意表明をした後、さっそく周辺のパトロールを開始。くらし環境委員はじめ、多くの職員が拍手で見送りました。市民からの信頼回復への大切な第一歩。大いに期待したいです。

10時からは、委員会が緊急開催され、7日(土)に発生した京都市動物園の痛ましい死亡事故についての詳細の報告を受け、今後の再発防止への突っ込んだ質疑が展開されました。私も手を挙げ、ご冥福をお祈りすると申し上げるとともに、何点かを質問。遺族への配慮・飼育員への周知徹底・各手順書の積極的見直し・安心安全の強化・補償等について、きめ細かく論じました。

午後からは、バスに乗り込んで、伏見区横大路の魚アラリサイクルセンターと下京区の崇仁コミュニティセンターを視察。いずれも今年にオープンした、ほやほやの最新施設です。

横大路地域の長年の懸案であった悪臭問題解決のため、本年4月に正式に事業開始した魚アラリサイクルセンターでは、防護服にヘルメットという完全武装しての視察となりました。スーパーや鮮魚店等で廃棄される魚のアラを魚粉や魚油にリサイクルする事業が起動に乗れば、ごみ処理やリサイクル促進にも大きな力になっていくと確信しました。

その後、バスに揺られて伏見から北上。坂本竜馬で有名な寺田屋の前や満州事変の立役者・石原莞爾が師団長を務めた旧京都師団跡地も通ったので、歴史好きな私は単純に感動しました。

崇仁コミュニティーセンターでは、最新設備の数々を視察。うるおい館という名前とおりの優しさにあふれた施設でした。旧同和地域ですが、垣根を越えての使用状況が定着しつつあるとのこと。喜ばしいことです。これからの他地域にとっても良いモデルになっていけるよう期待大です。

終日のくらし環境委員会でしたが、大変に充実していました。現場に行って空気を吸わなあかんなぁ・・・・と実感しました。

PS:ようやく6時前になって、鼻腔に残っていたお魚の匂いが薄れてきました。今晩は魚以外が食べたいな。(ゴメン!)


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