京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

予算委員会市長総括質疑

2008年5月30日

5月議会もいよいよ大づめ。30日10時から夕方にかけて市会第2会議室で普通予算特別委員会市長総括質疑が行われました。

市長総括質疑は、補正予算案について21名の委員が直接市長に質問する予算委員会のメインイベントで、光栄にも私も15番目に登壇させていただきました。出番を譲って下さりアドバイスもいただいた諸先輩に感謝です。

まず、京都市で5,300名いると言われているニートの方とそのご家族を地域ぐるみでサポートする地域若者サポ―ター制度について、事業の成功と定着のために広報啓発の徹底と研修の充実を訴えたところ、前向きな答弁がありました。大事な事業です。しっかりと見守っていきたいです。

また、市政の市民参加を促進するための広報広聴戦略を進めるため、京都市公式ホームページの中身について具体的に提案。市民からの意見・提案とそれへの回答を公開するページの増設と、ネット投票やネットアンケートなどで若い世代のすそ野を拡大することを論じました。

面白かったのは、私が「広報広聴を充実しないと行政への不信を煽り立てる無責任な勢力に幻惑されてしまう」と発言した時、野党席がざわついたことです。思い当たるふしがあるのかな?

次に源氏物語千年紀事業の市民参加・事業継続の必要性を訴え、具体的なアイデアを提示。積極的に取り入れ実現するとの確約がありました。続いて環境政策の目玉の1つであるエコドライブ大作戦についても、教習所とタイアップするなど若い世代にPRするよう提案。これにも積極的答弁をゲット!

いつも先輩議員から「追及や糾弾ではなく建設的提案が大事」と言われていますが、本当にそのとおりです。仮に行政を謝罪させたとしても、それで終われば何の実りもありません。地域を歩いた裏付けのある提案こそ市政の役に立つのだと改めて確信しました。

マニフェスト達成率No1公明党の議員に恥じないよう、頑張っていこうと決意しています。読者の皆様のご指導ご鞭撻をお願いします。

緊張しましたが、あっという間の18分間でした。市長総括質疑はインターネットで生中継されましたが、見逃した方は来週半ば以降に京都市会HPにて録画中継されます。ぜひご視聴ください。


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