京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

予算委員会局別質疑−1

2008年5月23日

5月23日10時より市会第2会議室で、普通予算特別委員会第1分科会が開催。初日の今日は人事委員会・総合企画局・総務局への質疑が行われました。

私は、谷口議員(伏見区)に続いて、総合企画局の2番手として質問に立ちました。地球温暖化対策の重点事業DoYouKyoto?プロジェクトについて、具体的提案を交えて論じ、当局から前向きな答弁を勝ち取りました。

次に、市政への市民参加促進のための情報公開について、単なる広報ではなく、広く市民の声を求める広聴を重視すべきと訴えました。そうでないと行政への不信をあおりたてる無責任な勢力に幻惑されてしまうからです。

睡眠時間を削って調査した詳細データを紹介したところ、理事者から力強い決意がありました。京都市が他都市をリードする政策に躍進する礎になれれば、こんなに嬉しいことはありません。

最後に、源氏物語千年紀に触れました。この事業は京都が文化芸術の都として世界に発信しゆく重要なソフトです。高齢者や子どもたちへの視点、他都市や外国からの観光客への視点を論ずると共に、将来への事業継承を訴えました。11月のメインイベントが終わったら潮が引くように凋んでしまっては、あまりにも残念です。

幸いにも京都は、源氏物語以外にも枕草子のような王朝文化、今昔物語・梁塵秘抄のような庶民文化の記念碑的傑作の舞台でもあります。また、源氏と言えば平家。平家物語の舞台も京都です。源氏千年紀で培ったノウハウを生かし、古典文化の素晴らしさを内外に発信する事業を論じました。

この問題は、意識ある誰かが言い続けなければなりません。私がその一人になっていきたいと決意しています。京都活性化のためなら苦労は誇りです。(きっぱり!!)


←戻る ▲このページの先頭へ