京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

3月度文教委員会で質問

2008年3月14日

3月14日10時より市会第2会議室で文教委員会が開催され、日置議員(北区・文教副委員長)とともに出席しました。

午前中の文化市民局では、京都市証明等手数料条例改正について審議されたあと、3月にまとめられた配偶者等からの暴力に関する調査報告書が取り上げられました。これは昨年の夏に無作為で抽出された市内在住の男女5,000人にアンケートを依頼し、25.8%から回答が寄せられたものです。

私も最後に登壇し、20歳代の男女の回答率が群を抜いて低いことを重視。現在の分厚い調査票方式から発想を転換する必要を訴え、公共施設の待ち期間を有効利用するとか、イベント参加者に声をかけたりネットを活用したり等のアイデアを提示しました。

次に路上喫煙禁止条例が議題になり、先日の審議会で6月1日から1,000円の過料を徴収するとの答申があった旨が報告されました。私は予算委員会で触れた分とは角度を変え、監視指導員のキメ細かい運用体制と定点観測の定期報告継続を主張。京都活性化の大切な政策です。今後も積極的に提言をしていこうと実感しています。

続いて行われた一般質問でも挙手し、本日3度目の登壇。京都独自の取り組みである四文字熟語・人権マンガのコンテストを取り上げ、一層の発展のために女性に配慮したキメ細かな事前周知を訴えました。

午後からの教育委員会では、下京区の小学校統合に伴う条例改正を審議。その後の一般質問では、多くの委員が登壇したので一瞬びびりましたが、貴重な時間を無駄にしてはならないと勇気を出して手を挙げ、昨年5月の代表質問で取り上げたCAPの拡大を論じました。

子どもたちがいじめや暴力から自らの力で身を守る画期的なプログラムであるCAPですが、先週にワークショップに参加したばかりのホヤホヤなので、突っ込んだ議論ができました。上記DV報告書に、暴力への抜本的防止のためには教育現場で小単位のロールプレィングが重要との識者の見解が紹介されています。今後も、子どもの人格を尊重し、声なき声に真摯に耳を傾けるCAPの重要性を、勇気凛々と行政に訴えていきたいです。

先週からの根をつめた調査作業に加えて、様々な事務作業があって疲労がピークに達したためか、声が出ず呂律が回らない状態。大変でしたが、どうにか乗り切りました。

いよいよ2月議会も大詰め。気合を入れなおして頑張ります!


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