京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

予算委員会局別質疑−3

2008年3月12日

3月12日は予算特別委員会局別質疑の最終日。私が所属する第1分科会では、会計室・理財局・産業観光局への質疑が行われました。

長丁場の疲れに加え新たな不祥事も明るみに出たこともあったのか、どことなくざわついた雰囲気だったのですが、大道議員(南区)が登壇すると一気に引き締まりました。各会派の議員や理事者が耳を澄ませる真摯な空気の中、財政再建の主軸である理財局の懸案に対して、京都の未来を展望した京町家再生プログラムや広告収入事業の推進など具体的に提言。声にならない感嘆のため息が聞こえてきました。さすがです!

産業観光局に対しては、津田議員(伏見区)が観光施策の一層の振興のために、海外の招致拠点の拡充や外国語案内強化などを論じました。2月に産業観光局が発表した外国人観光客への意識調査を踏まえた、中身の濃い提案がてんこ盛りで、本当に勉強になりました。

私は、公明党のラストバッターとして夕方に登壇。希望にあふれた柔軟な伝統産業振興策の推進と中小企業事業承継支援の拡充を主張するとともに、お客さんのニーズを先取りした観光案内所の充実のために府市協調を深めるべきと訴えました。

前日の質疑で、「不祥事根絶のために魂を入れなあかん」との意見が出て新聞の見出しになりましたが、それだけで終わっては不十分だと思います。政策立案と推進にこそ魂を入れるべきであり、そのためにも官僚主義を克服して熱意ある若手職員の柔軟な発想をもっと積極的に取れなければならないのではないでしょうか。

時間がなく早口になったこともあってか、私の時間には再びざわつきがありました。まだまだ修行が足りませんなぁ。とほほ・・・・・。現場をダッシュして貪欲に学び、精進を重ねて成長してまいります。


←戻る ▲このページの先頭へ