京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

12月度文教委員会質疑

2007年12月7日

12月7日10時より、文教委員会が開催されました。

議案審査・請願審査の後、一般質問があり、私は公明党を代表して質問に立ちました。

文化市民局に対しては2点取り上げました。まずは11月より本格的にスタートした「ようこそアーティスト・文化芸術とくべつ授業」の反響と課題について質問。児童・生徒からもおおむね好評で、保護者からも喜ばれているとのこと。5月度議会代表質問で強力な推進を訴えたことが、このような結果となり嬉しさもひとしおです。

次に、市営のテニスコートの老朽化がすすんでいるなかで、本格補修が10年以上されていないことを指摘。部分補修だけでは限界があり怪我の危険が増大しているなかで、チームに所属する高齢者の方にも配慮すべきことを訴えました。

京都市の使用料金は他都市と比べても高いこと、同レベルの料金である大阪の施設では設備がはるかに進んでいること、このままでは利用者の不満が爆発してしまうのではないかという懸念を、裏づけとなる具体的な数値を上げて主張しました。

当局からは、利用者本位のサービス強化のため最善を尽くすと答弁がありましたが、予約システムが2月から変更になるデリケートな時期でもあり、しっかりと声を上げていかなければなりません。チームに所属してテニスを楽しむ人が様々に不便を強いられて、結局競技人口が減ってしまえば本末転倒になってしまいます。一方に偏らないように注意しつつも、市民と行政の橋渡しとなってスポーツ振興という大事な事業を促進していくよう、頑張っていこうと思っています。

午後からの教育委員会に対しての一般質問では、決算委員会局別質疑で時間切れだったマンガミュージアムを再度論じました。源氏物語千年紀事業という素晴らしい機会と連動しつつ「市民参加の企画」を推進して、斬新かつ壮大な取り組みを訴えました。

また、私が6月から取り上げて議論を詰めている「ネットいじめ」について、ちょうど前日に開催された関係機関の連絡会議の模様を質問するとともに、10月に実施した6万人アンケートを実効力するものにするよう、具体的に提案しました。

門川教育長はじめ首脳幹部から真剣な答弁があり、いっそう機運を盛り上げて子どもたちの心の闇につけこむような悪意と断固として闘っていく決意を共有する場となっていきました。必ず勝利するよう、現場の声を重視して智恵と勇気で頑張ってまいります。


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