京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

文教委員会で視察に行きました

2007年11月6日

私が所属する京都市会文教委員会で、市内の文化施設の視察があり、日置文章副委員長(公明党:北区選出)はじめ12名の議員と一緒に、京都芸術センター(中京区)と京都市美術館(左京区)を訪れました。

美を追求し芸術を愛する人々を支援し、市民や子どもたちとの交流を推進する事業を展開する芸術センターは、日本最初の小学校のひとつ明倫小学校の跡地に2000年4月に開設され、さまざまな文化芸術振興の拠点としてきめ細かな事業を展開しています。

私も会社員時代に何回か訪れていたのですが、今回の視察で詳しく説明を聞き、年末年始と祇園祭以外は無休であること、制作ルームや公演・展示は夜10時まで開館していることを知って心から感動しました。

質疑応答では、中学生や高校生たちが学校の垣根を超えて共同制作をしたり、イベントを企画するような試みの有無と具体的支援について聞いたのですが、現在は目立った動きは無いが美術教員のグループが視察に来られたとのこと。未来の芸術家育成へのダイナミックなうねりが起きてほしいなぁ―と期待を抱いた次第です。

昭和8年に開館した歴史と伝統を誇る美術館では、3ヶ所ある収蔵庫を含め、館内をじっくり見学。村井館長から「天井が高く自然光を大切にした大らかな美術館です」との説明を受けました。海外の美術家からの招聘もあるとのことで、世界に誇る京都の宝を見学できて良かったです。

終了後の質疑応答で、防災・防犯についてと、海外からの観光客への外国語対応の実態を質問。まだまだ課題はあるとのことで、より充実した事業展開に少しでも貢献できるよう、勉強を重ねていこうと決意しました。


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