京都市会を分かりやすく皆様にお伝えします。

2007年9月度文教委員会 質疑
(文化市民局・教育委員会)

2007年9月6日

 9月度定例議会が9月6日から開会し、公営企業決算はじめ重要案件を審議しています。

 11日には公明党の谷口弘昌議員(伏見区)と湯浅光彦議員(右京区)が代表質問。観光振興への提言や市立病院事業のための具体的提案を、堂々と発表しました。翌日の京都新聞には、両議員が提言した単身者向け市営住宅公募条件の緩和と、バスレーン活用の訴えが大きく掲載されました。公明党が、市民の生活に価値がある政策を提言しているとの、何よりの裏づけであると、誇らしく思います。

 決算特別委員会や予算委員会が終わった28日は、10時から文教委員会が開催され、文化市民局および教育委員会に対して活発な質疑が行われました。私は、路上喫煙禁止条例についてと、自立促進援助金訴訟について質問に立ちました。

 条例施行に合わせて「禁止区域」等が、学識経験者や商店街代表、一般公募委員等による「路上喫煙等対策審議会」で議論されています。9月19日に開催された第2回めの審議会に、いち市民として傍聴した私が、「答申」された禁止区域などの決定事項は今後も見直されないのかどうか確認。当局から、次回の審議会までに実態調査して見直すべき点はしっかり取り組むとの答弁がありました。私は、地域住民からの声をキメ細かく着実に聞き取って、2月予定の第3回審議会までの時間を有効に使い、区域や徴収料、喫煙者への配慮等の対策について、他都市の実態を詳細に調査すべきであると提言しました。

 また、「自促進援助金訴訟」について、他党の委員からも同和行政の弊害が厳しく指弾されていましたが、私は人権問題への真摯な取り組みを勇気を持って継続すると同時に、誤解されないためにも説明責任をしっかりと果たすべきであると論じました。

 残念ながら時間が無く、京都文化芸術都市創生計画や、教育委員会関係の諸課題への質問はできませんでした。しっかりと勉強して、10月度の委員会で取り上げたいと思っています。

 デビュー戦の5月議会は半月間の日程でしたが、9月議会は丸1ヶ月間の長丁場。しかも、市民相談と訪問対話運動のなかでのヘビーな戦いでした。タフな心身を勝ち取って、市民の皆さんにお応えしていこうと、改めて決意しました。


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