これまでの活動報告のアーカイブです。

特別委員会市長総括質疑

2008年4月17日

4月17日10時から市会第2会議室で職員不祥事に関する調査特別委員会市長総括質疑が開催され、すべての委員が門川市長に質問をしました。

私も8番目に登壇。今回の一連の不祥事に寄せられた市民の生の声を紹介し、厳しい視線に敏感であるべきであると訴えました。そして、ウミを出し切るとともに、新たなウミを発生させない体質改善が急務であると論じたところ、門川市長から力強い答弁がありました。見守りたいです。
 
まず取り上げたのは、14日に視察に訪れた環境局まち美化事務所についてです。職員の皆さんが緊張感をもって不祥事防止に取り組み、現場の声を重視した創意工夫をされていることに敬意を表しました。
 
その上で、職場離脱させない取り組みが形骸化しないよう、リーダーが一人ひとりの職員と面談して納得いく指導をすべきと論じ、休憩室模様替えや分煙の取組みについても、常に市民の視線を感じて節度とけじめをもつ重要性を指摘。

また上下水道局には、免職者へのカンパ問題と宿直飲酒問題を重視し、他人事に終わらないよう、具体的な対策を早急に徹底するよう要望しました。ゆるんでしまえばなし崩しになってしまいます。上下水道局に限らない全幹部の意識変革が急務です。

そして、もっとも重要な職場風土改革に言及。出先機関に根強い旧来の親分子分体質を抜本的に改めないと、なあなあになって元の黙阿弥です。システムを確立し、そこに血を通わせるべきと訴えました。

幹部職員研修や被処分者研修を見直し、第三者機関にもチェックしてもらうよう発想の転換を主張しました。画一的ではない、個性重視の人間力強化が絶対に必要です。

次に、仕事と人員のバランスを見直す重要性を指摘。事務所内に待機するのではなく、遊軍という言葉どおり、部局の垣根を超えて現場から現場に移動し、市民と接していく仕事はいくらでもあります。公園清掃や遊具点検・不法駐輪撤去・ごみ不法投棄取締り・路上喫煙パトロールなどなど、具体的に指を折って列挙すると、市長はじめ理事者が真剣にメモをとっておられました。期待大です。

最後に、メンタルヘルスケアの重要性を論じました。きめ細かく目を配って職員一人ひとりをフォローし、風通しの良い環境づくりのために対話を重視し、苦しんでいる職員の心を支え、立て直していくシステムの早期確立と充実を提言しました。

今回の特別委員会に入れていただき、本当に勉強になりました。快く役割を譲ってくださった先輩方に恩返ししべく、研さんに励んで実力をつけていこうと決意しました。やりまっせ〜っ!


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