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池坊文科副大臣の京大視察に同行

2008年1月28日

池坊文科副大臣が京都大学桂キャンパスを視察され、私も同僚議員と共に同行。最新の設備と英知あふれる研究の模様について説明を受けました。

落ち着いたたたずまいの桂キャンパスは、世界をリードする科学技術拠点として5年前に開校。3,000人を超える工学研究科の学生や院生・教職員の皆さんが研究に励んでおられます。37ヘクタールの丘陵に位置するキャンパスは、まさに“テクノサイエンス・ヒル”の呼び名にふさわしい威容で、溜め息の連続でした。

京都市が中心となって事業展開している桂イノベーションパークとも連動し、産・学・公の最強の頭脳が切磋琢磨して時代を切り開いておられる構想と実態について、木谷副学長(理事)と西本副学長(工学部長・工学研究科長)から説明をお聞きしました。これからのいっそうの発展のため、施設拡充や交通アクセス充実も大切だと痛感。

電子工学専攻の野田研究室では、47歳の若き俊秀・野田進教授(京都大学博士・ゲント大学名誉博士)から最新の研究成果を学びました。光を自由に自在に操る『フォトニック結晶』が実用化すれば、今以上の情報処理の高速化が実現するとのこと。

また、『燃料電池』を研究する小久見研究室では、物質エネルギー科学の最先端技術について説明を受けました。温暖化対策が叫ばれる中、低炭素のエネルギーが主流になる社会に転換する研究として、大きな注目を集めています。頼もしく思いました。

懇談の中で、日本の学術界の国際化が急務であるとの問題意識を伺いました。日本の伝統文化とモノづくり技術の中心地であったこの京都に、最先端の技術の“粋”を結集した桂キャンパスがある。なんと素晴らしいことでしょうか!

21世紀の日本をリードする使命が京都にはあるのだと、あらためて実感することができました。勉強を重ねていきたいです。

なお、池坊副大臣の視察には、日置文章(北区)、井上教子(下京区)、津田早苗(伏見区)、曽我修(伏見区)、平山賀一(西京区)と私の6名の市会議員と、国本友利(左京区)、林正樹(山科区)、諸岡美津(右京区)の3名の府会議員の計9名で参加しました。


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